PR会社、株式会社サニーサイドアップの実際に使っている社内マニュアルを、
一冊にまとめたということです。
このため、PRのマニュアルというか入門書として活用できる本だと思います。
『サニーサイドアップの手とり足とりPR』
吉田誠、亀山一樹、サニーサイドアップ社内マニュアル編集チーム
目次
第1章PRで本当に大事なポイントとは?
第2章「手法としてのPR」の原理原則
第3章「プランニング」の原理原則
第4章「メディアプロモート」の原理原則
第5章「リアルプロモーション」の原理原則
第6章「デジタルマーケティング」の原理原則
巻末資料 お役立ちTIPS集
『サニーサイドアップの手とり足とりPR』ここに注目・言葉・名言
効果的な「プレスリリース」と「ニュースリリース」の書き方
「1 固有名詞と数字を使い、具体的に書く
2 30文字以内にする
3 誰でもわかるタイトルにする」(p.032)
効果的な「プレスリリース」と「ニュースリリース」の書き方
PR活動として、「プレスリリース」と「ニュースリリース」を書くということはあると思います。
その効果的な書き方として、上のようなことがあるということです。
また、リード文には、「背景と将来性」を盛り込むとのこと。
戦術の立案:施策のストーリーを組み立てる
「施策を立案する戦術のひとつは、社会性に則った方向で打ち出す「順張り」、
または社会性と正反対の文脈を描く「逆張り」のストーリーを仕上げること
です。
PR企画のポイントは、この「社会性」と「順張り/逆張り」との掛け合わせ
だといえます。」(p.080)
PR企画のポイントは、「社会性」と「順張り/逆張り」との掛け合わせ
社会性とは、トレンドや話題になっていることなどということです。
そして、この社会性の乗ったPRストーリーとするのか、それとも逆の、逆張りにするのかを考えることが、施策の骨格になるとのこと。
社会性に合っているか、それともその逆か。
どちらでいくのか考えつつ、PRしていくということで、これが基本ということです。
取り入れたいと思ったこと
「メディアにアプローチする上で最も意識するべきことは、「よい露出を獲得すること」です。よい露出とはお客様の意識や行動に変化をもたらし、自社にとってもメディアにとっても嬉しいことで、いわばWIN-WIN-WINの関係を作ることです。」(p.094)
お客様、メディアを見た人に行動などの変化を起こすことで、自社やメディアに嬉しいことが起こるようにするということが基本とのこと。
ここを目指して、PRしていくということですね。
あわせて読みたい
『タダでテレビに取り上げられる方法』石田章洋
こちらの『タダでテレビに取り上げられる方法』は、放送作家の石田章洋氏が、テレビに取り上げられるようにする方法について書かれています。
プレスリリースの書き方なども参考になります。
マスメディアに取り上げられたい方が読まれると良いですね。
『サニーサイドアップの手とり足とりPR』
吉田誠、亀山一樹、サニーサイドアップ社内マニュアル編集チーム
おすすめ度
★★★★☆
PR会社、株式会社サニーサイドアップの実際に使っている社内マニュアルを、一冊にまとめたとものということです。
PRを行う際に知っておくと良いことがまとめられています。
おすすめしたい方
PR担当者。
PRに興味がある方。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
PR企画のポイントは、「社会性」と「順張り/逆張り」との掛け合わせ
ストーリーを考えていますか?