対話によって、方向性やアイデアを出す。
その方法として、「壁打ち」について書かれています。
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『すごい壁打ち』石川 明
目次
第1章 アイデアがふくらむ、問題解決がうまくいく「壁打ち」
第2章 思考を深める壁打ちの「基本」
第3章 頭の中の解像度が上がる「すごい壁打ち」
第4章 悩みをうまく聴ける「壁」になる
第5章 壁打ちの「機会」を増やし、成果に繫げる
第6章 壁打ちは「組織」も強くする
『すごい壁打ち』ここに注目・言葉・名言
「壁打ちとは、
話しながら考えをまとめていく対話術
です。定義はこれだけ、非常にシンプルです。
まずは、身近なコミュニケーションとの比較で壁打ちを考えていきましょう。
仕事の中で交わされる対話は、おおむね四つに分類できます。
1 雑談
2 相談
3 依頼
3 交渉
ここに第五の選択肢として、壁打ちを加えていただきたいのです。
壁打ちは、雑談と相談の間にあるコミュニケーションです。」(p.38)
壁打ち
壁打ちは、雑談と相談の間にあるコミュニケーションということです。
相談というほどでもなく、雑談ではない。
そんなコミュニケーションを、本書では「壁打ち」としています。
すごい壁打ち
「「すごい壁打ち」では、最初の導入が重要になります。具体的には、以下の3点を相手に明確に伝えることで、より実りある対話が期待できるのです。
1 現在の状況
2 壁打ちをお願いする意図
3 対話への期待
すでにあなたは、これまでの壁打ちを通じて「自分が何に困っているのか」
「どんなことを考えているのか」をある程度整理できているはずです。」
(p.110)
対話への期待
このような3つを、最初に伝えて話を始めるということです。
現在このようになっていて、話をしたい理由を伝え、最終的にどうなっていると良いかを説明する。
これを行うことで、相手も、どういう対話なのかわかりますね。
会話は、意外といきなり始まってしまって、どういう目的なのかが不明なままだったりします。
「壁打ち」を始める前に、これら3つを伝えて、相手側にこちらの意図がわかるようにしておくということですね。
これによって、壁打ちがうまくいきやすいということだと思います。
取り入れたいと思ったこと
「すごい壁打ち」で重要なのは、相手から異なる意見が出てきたときの対応です。
・「なぜそう思うのか?」と、相手の考えの背景を探る
・現状認識の違いを見つける
・前提条件の捉え方の違いを理解する
・価値観の違いを言語化する
相手と自分でどこに違いがあるかを丁寧に解き明かすことで、
あなたのアイデアをより強固なものにする貴重な材料が得られるのです。」
(p.117)
自分と異なる意見が出てきたときに、なぜそう思うのかを知ると良いということです。
これができると、別の視点が得られるように思います。
取り入れたいですね。
あわせて読みたい
こちらは、コミュニケーションや会話で、否定せずにどのように話していくかといったことが書かれています。
仕事上の会話などを改善したい方が読まれると、参考になることが見つかると思います。
『すごい壁打ち』石川 明
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おすすめ度
★★★★☆
少し意味のあるコミュニケーションをしたい。
そんな人が読まれると、参考になることが見つかると思います。
壁打ちをすることで、アイデアや方向性を考えたい人が読まれると良いですね。
おすすめしたい方
壁打ちをしたい方。
ビジネスパーソン。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
壁打ちは、雑談と相談の間にあるコミュニケーション
壁打ちをしていますか?