「Simple 「簡潔さ」は最強の戦略である」ということで、簡潔なことについて書かれています。
とくに、文章などの書き方についてですね。
- 『Simple 「簡潔さ」は最強の戦略である』
- 『Simple 「簡潔さ」は最強の戦略である』のここに注目・言葉・名言
- スマート・シンプル
- 取り入れたいと思ったこと
- あわせて読みたい
- 『Simple 「簡潔さ」は最強の戦略である』
- 今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
『Simple 「簡潔さ」は最強の戦略である』
目次
第1部 「賢明な完結さ」とは何か? 「短い」とは「賢い」ことである。
第1章 短く、しかし浅くはしない
第2章 スマート・シンプルとは?
第3章 スマート・シンプルへの道
第4章 読み手ファースト
第2部 「簡潔にする」ノウハウ 「知るに値する」ことを凝縮させよ。
第5章 相手の役に立つ
第6章 一瞬でつかむ
第7章 いちばん大事なこと
第8章 なぜそれが重要か?
第9章 さらに知る
第10章 適切な言葉
第3部 「簡潔にする」実践術 「あらゆるもの」がもっと簡潔にできる。
第11章 マイクのプレイブック
第12章 ニュースレターを活用する
第13章 「仕事」を簡潔にする
第14章 「メール」を簡潔にする
第15章 「会議」を簡潔にする
第16章 「スピーチ」を簡潔にする
第17章 「プレゼン」を簡潔にする
第18章 「SNS」を簡潔にする
第19章 「資料」を簡潔にする
第20章 「経営」を簡潔にする
第21章 スマートなコミュニケーション
第22章 簡潔化早見表
『Simple 「簡潔さ」は最強の戦略である』のここに注目・言葉・名言
「本書から1つだけ学ぶことがあるとすれば、「相手に知ってほしいことを“1つだけ”抽出し、それをはっきりと伝えるようにすること」。これに尽きる。
しかも、力強い1文で伝えなければならない。さもなければ、誰の記憶にも残らない。これこそがもっとも重要な点だしいわゆる、ジャーナリストが「リード文」と呼ぶものだ。」(p.94)
1つを伝える
伝えたいこと1つを伝える。
これが、本書から学ぶことの中で、1つ選ぶとしたら、これだということです。
たしかに、これ以上シンプルな伝え方はないかもしれません。
1つに限定するわけですから。
情報が多く、忙しい人が多いなか、有効な手段のように思えます。
スマート・シンプル
「スマート・シンプルを使えば、必要な情報をもっともおいしく、もっとも消化しやすく料理できる。
なぜそれが重要か?
スマート・シンプルを極めるには、最初のアクシオム(通常は「なぜそれが重要か?」)のあとに、できるだけすみやかに、そして読み手に親切な方法で、掘り下げた内容や詳細、ニュアンスなどを伝えなくてはならない。
絶対に忘れてはいけないのは、「ほとんどの読み手は、最初の2〜3文を読むと関心を失い、残りは流し読みをするのがせいぜい」ということ。
そう、なんとも残念なことだ。だが、読み手をもう少し引きとめる秘訣がいくつかある。
スマート・シンプルによるコミュニケーションの総仕上げとして、読み手に「さらに知る」力を与えれば満足感につながる。そしてあなたは文字の羅列を投下して読み手を失うのではなく、コンテクストを示すことができる。
締めくくりのパラグラフとして、「さらに知る」とだけ書いてリンクを張る。出典、動画、ポッドキャスト、経歴、地図、書籍の引用、世論調査の統計・・・不思議の国のアリスのように、読み手がうさぎの穴に飛び込みたくなるようなリンクを張ろう。」(p.113-114)
さらに詳しい話は
そして、その伝えたいこと1を1つ伝えて、なぜ重要なのかを伝える。
さらに詳しい話も少しして、そこからさらに知りたい人には、リンクを貼る。
こうすることで、伝わりやすくなるということです。
たしかに、簡潔ですね。
シンプルです。
今の時代に合っている書き方、伝え方のように思えます。
取り入れたいと思ったこと
この伝え方は取り入れたいと思いました。
大切なこと、伝えたいことを1つ選んで伝える。
その理由も伝える。
詳細は、他のリンクなどで。
こうすれば、わかりやすいですね。
あわせて読みたい
こちらは、思っていることを言語化したい。そういう方が読まれると、トレーニング方法などがわかるように書かれています。
言語化のトレーニングをしたい方が読まれると、参考になることが見つかると思います。
『Simple 「簡潔さ」は最強の戦略である』
おすすめ度
★★★★☆
シンプルに伝えたい。その伝え方を知りたい方が読まれると、参考になると思います。
時短にもつながる、そんな伝え方だと思いました。
おすすめしたい方
簡潔に伝えたい方。
ビジネスパーソン。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
伝えたいこと1つを伝える
簡潔に伝えていますか?