「ストーリーブランディング100の法則」ということで、ストーリーでブランディングを行う際の考え方などについて、事例とともに書かれています。
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『ストーリーブランディング100の法則』川上 徹也
目次
第1章 なぜ「ストーリー」が必要か
第2章 「ストーリー」をどのように活用するか
第3章 「ストーリーブランディング」とは
第4章 「物語の種」の植え方・育て方
第5章 個人のストーリーの見つけ方
『ストーリーブランディング100の法則』ここに注目・言葉・名言
「「ストーリーの黄金律」の3つの要素
さて、前項でお話した「ストーリーの黄金律」は、以下の3つの要素で構成されます。
1何かが欠落している、もしくは欠落させられた主人公
2主人公が何としてもやり遂げようとする遠く険しい目標・ゴール
3乗り越えなければならない数多くの葛藤・障害・敵対するもの」(p.42)
「ストーリーの黄金律」の3つの要素
ストーリーには黄金律があり、それは、3つの要素で成り立っているということです。
それは、欠落している主人公・遠くのゴール・多くの障害。
これらがストーリーには不可欠だということです。
物語の最後に、ハッピーエンドで「幸せに暮らしました」といったものがあります。
あの後のこと、後日談も気になりますが、それが幸せに満ちたものであったら、ストーリーには、なかなかなりにくいですよね。
黄金律を満たす4つのストーリー
「黄金律を満たす4つのストーリー」(p.48-49)
1 創業ストーリー(継承ストーリー)
2 商品開発ストーリー
3 顧客ストーリー
4 ビジョンストーリー
企業などのストーリーは?
では、そんな黄金律を満たすようなストーリーとして、企業や組織ではどういったものが考えられるかというと、上の4つのようなものが考えられるということです。
商品開発ストーリーなどはわかりやすいですよね。
NHKの番組「プロジェクトX」のようなものを思い浮かべるとわかりやすいと思います。
そこまで劇的でないにしても、その商品がどのような意図を持って開発されたのか、誰のニーズを満たすのか、不満を解消するために開発されたのかといったことを語るだけでも、違ってくるでしょう。
開発の苦労した点などもあれば、それらが障害ということになりますし。
そして、購入したユーザー、お客様は、どのようになったのかといった話をすれば、商品のストーリーになっていきやすいと思います。
取り入れたいと思ったこと
ストーリーブランディングの3本の矢(p.68-69)
1 志(理念)
2 独自化のポイント
3 象徴的なエピソード
ストーリーブランディングには、こういった3つの点があると、
ブランディングしやすいということです。
それぞれ考えたいと思いました。
あわせて読みたい
『ブランディングの科学 誰も知らないマーケティングの法則11』
バイロン・シャープ
『ブランディングの科学』これからのマーケティングの法則11。バイロン・シャープ - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ
こちらの『ブランディングの科学』は、データから考えられる、ブランディングについて書かれています。
これからのブランディングを考えたい方が読まれると、参考になります。
最近のブランディングについて知っている方には、そこまで新しい話はないと思いますが、まとめとして読んでも良いと思いますし、知らない方には、こんなことが大切なのかと思える本だと思います。
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おすすめ度
★★★★☆
ストーリーによってブランディングを行う方法などについて、事例などとともに書かれています。
マーケティング担当の方などが、ブランディングを考える際に参考になることが見つかると思います。
おすすめしたい方
マーケティング担当者。
経営者。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
「ストーリーの黄金律」の3つの要素
1何かが欠落している、もしくは欠落させられた主人公
2主人公が何としてもやり遂げようとする遠く険しい目標・ゴール
3乗り越えなければならない数多くの葛藤・障害・敵対するもの
ストーリーの黄金律を知っていますか?