何かを自分のものにするには、自分に合った方法で行うことが良いですよね。
本書は、自分に合った方法で、習慣化を行うということで、4つの性格タイプ別に行う習慣化の方法などが書かれています。
『性格4タイプ別 習慣術』古川 武士
『性格4タイプ別 習慣術』の目次
はじめに 「なぜ、続かないのか?」の謎は、性格タイプにあった!
第1章 性格タイプで続け方は変わる
第2章 性格4タイプ別! 自分を整える「自己管理」の習慣
第3章 性格4タイプ別! 自分を磨く「自己実現」の習慣
第4章 性格4タイプ別! 違いを活かす「人間関係」の習慣
第5章 応用編 習慣化で人生を変える
『性格4タイプ別 習慣術』のここに注目・言葉・名言
「4つのタイプには、「うさアリ」「うさギリス」「かめアリ」「かめギリス」というネーミングをつけました。」(p.30)
童話マトリックス
うさぎとカメ、アリとキリギリスという童話があると思います。
それらを組み合わせて、「うさアリ」「うさギリス」「かめアリ」「かめギリス」という4つのタイプを考えて、そこから性格タイプ別に習慣術を選んで行っていくということです。
うさぎとカメ、アリとキリギリスは、多くの人が知っている話だと思います。
そこから考えるとわかりやすいというのはありますね。
習慣化は、「がっかりタイム」の先にある
「習慣化の効果を言葉にした表現として、「継続は力なり」があります。
誰もが知っている言葉ですが、では、「継続」が「力」になるのはいつでしょうか。
私は、「がっかりタイム」を乗り越えると継続が力になり、そして習慣化の再現性と発展性が発揮される「ぶっちぎりタイム」がやってくると考えています。」(p.66)
「がっかりタイム」を乗り越える
「がっかりタイム」とは、なかなか期待通りの成果が出ない期間のことを言っています。
この期間を乗り越えると、成果が出てきて、習慣になりやすいということですね。
習慣にしたいことによって、この期間は変わると思いますが、成果などは、遅れてやってくると思っていると、焦らないで続けやすいですよね。
取り入れたいと思ったこと
「タイプ論は、あくまで入り口であって出口ではありません。探求と観察の視点として活用してください。」(p.218)
ということで、タイプわけで終わるのではなく、そこから、自分についてなどの探求に使うと良いということですね。
あわせて読みたい
『習慣超大全——スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法』
BJ・フォッグ
『習慣超大全——スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法』 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ
こちらの本も、習慣化について、わかりやすく書かれています。
公式とステップで書かれているのでわかりやすいです。
何か習慣化したいことがある方が読まれると、習慣化の参考になる本ですね。
『性格4タイプ別 習慣術』古川 武士
おすすめ度
★★★★☆
性格のタイプ別に習慣化の方法などについて書かれています。
自分のタイプに合った方法を知りたい方などが読んでみると、参考になることが見つかるかもしれません。
おすすめしたい方
これから習慣にしたいことがある方。
ビジネスパーソン。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
「がっかりタイム」を乗り越える
「がっかりタイム」を乗り越えよう