⇒『ハーバード×MIT流 世界最強の交渉術』ローレンス・サスキンド

ハーバード×MIT流 世界最強の交渉術---信頼関係を壊さずに最大の成果を得る6原則
- 作者: ローレンス・サスキンド,有賀裕子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/01/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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世界最強の交渉術
本書の著者、ローレンス・サスキンド氏は、40年以上MITで教鞭をとり、ハーバード・ロースクールの交渉プログラム共同創設者だそうです。
世界最強の交渉術と言われるのも、たしかにと言えそうな内容でした。
▼ ここに注目 ▼
交渉で信頼関係を壊さずに最大の成果を得る6原則
原則1 交渉の土俵に相手を導く。
原則2 付加価値を創造する。
原則3 予想外の結果を期待する。
原則4 交渉相手の勝利宣言を書く。
原則5 自分の立場を守る。
原則6 リーダーシップを発揮する。
交渉で信頼関係を壊さずに最大の成果を得る6原則
交渉で、自分だけが得をする。そういうふうにはめったにはならないでしょう。
仮にそんなことになったとしても、信頼関係を壊してしまっては、その後の関係はなくなってしまいます。
信頼関係を壊さないで、交渉で最大の成果を得る。
そのための6原則ということです。
付加価値を創造する
興味深いのは、付加価値を創造するということです。
単に、交渉で相手から何かを得るというだけではなく、お互いにとって、より良いことを作っていくということが入っています。
相手から成果を得るというだけではなく、交渉することで、両者にとって付加価値ができるように考える。
こうできると、信頼関係は壊れにくくなるでしょう。
▼取り入れたいと思ったこと
本書では、この6つの原則について説明されているだけではなく、さらに6つの交渉の戦略も紹介されています。
こちらも「なるほど。取り入れよう」と思うような交渉の戦略でした。
交渉の6つの原則、6つの戦略。
どちらも取り入れたいと思います。
ハーバード×MIT流 世界最強の交渉術
MITで教鞭をとり、ハーバード・ロースクールの交渉プログラム共同創設者であるローレンス・サスキンド氏の著書です。
交渉術を学びたい方が読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
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- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
交渉術を学びたい方。
ビジネスパーソン。
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交渉で付加価値を創造する
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