『ハーバード流 最後までブレない交渉術』ウィリアム・ユーリー

ハーバード流 最後までブレない交渉術 ―自分を見失わず、本当の望みをかなえる
- 作者: ウィリアム・ユーリー,中川治子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2015/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ブレない交渉術
ハーバード流交渉術のシリーズの一冊です。
ブレない交渉術について書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「まずしなければならないのは、自分の願望と相手の願望を明確にすることだ。
そのためには、「自分の身になって」考える。自分の心の声に耳を傾け、自分が心から望むものは何かを突きとめる。すると、心も頭もクリアになり、精神的にも感情的にも相手の状況を理解する余裕が生まれ、相手が心から望むものが見えてくる。」(p.26)
まず自分の願望を明確にする
まず自分の願望を明確にする。
そうすると、何をすると良いかがわかってきやすくなる。
相手の状況や願望も理解しやすくなる。
そうなれば、交渉もどうしたら良いかがわかりやすい。
こういうことですね。
自分の願望をかなえる責任は誰が負うのか?
「「自分の心のなかの大事な願望をかなえる責任は誰が負うのか?」。誰しもこの問いに答えなければならない。答えが「誰か」なら、その誰かに自分の力を与えることになってしまう。」(p.71)
自分の願望を叶えるのは、誰か?
自分の願望を明確にした。
次に、自分の願望を叶えるのは、誰か。
他の誰かに叶えてもらうというのも悪くはないですが、そうなると、他の誰かが叶えてくれなければ、自分の願望を叶えることができないということになります。
「自分が叶える」と考えると、変わっていきますね。
▼取り入れたいと思ったこと
自分の願望を明確にする。
これは、自分以外にはできないことでしょう。
明確になったら、どうしたら願望を叶えることができるのかを考えていって実現していく。
こういう方法の一つとして、交渉術はあります。
身につけていきたいところですね。
ハーバード流 最後までブレない交渉術
ブレない交渉術。
交渉を進めていくうえで、自分が何を望んでいるかを知ることの大切さなどがわかります。
ブレない交渉術を知って、交渉力を高めることができると思います。
『交渉は創造である ハーバードビジネススクール特別講義』
マイケル・ウィーラー
こちらの本と合わせて読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
▼ あわせて読みたい ▼
『交渉は創造である ハーバードビジネススクール特別講義』
マイケル・ウィーラー
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
交渉術を学びたい方。
ビジネスパーソン。
★『ハーバード流 最後までブレない交渉術』ウィリアム・ユーリー

ハーバード流 最後までブレない交渉術 ―自分を見失わず、本当の望みをかなえる
- 作者: ウィリアム・ユーリー,中川治子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2015/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
自分の願望を明確にする
⇒ 自分の願望を叶えるのは、誰か?