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『PLG プロダクト・レッド・グロース 「セールスがプロダクトを売る時代」から「プロダクトでプロダクトを売る時代」へ』


Product led growth.

ということで、製品が成長をもたらすということが書かれています。

セールスではなくて、製品自体が成長をもたらすようにする
にはという話です。

「モノ」というよりはウェブの「サービス」などの製品が、
どのように成長につなげられるかという話です。

『PLG プロダクト・レッド・グロース』の目次

はじめに
監訳によせて
Part I 戦略をデザインしよう
第1章 PLGの重要性が急速に増しているのはなぜ?
第2章 武器を選ぼう―フリートライアル、フリーミアム、デモ、どれが最適?
第3章 海(オーシャン)のコンディションを調べる――あなたのビジネスはレッド・オーシャン? それともブルー・オーシャン?
第4章 オーディエンス――販売戦略はトップダウン型とボトムアップ型のどちらか?
第5章 タイム・トゥ・バリュー――いかに早く価値を示すことができるか?
第6章 MOATフレームワークでPLGモデルを選ぶ
Part II 自社ビジネスの基盤を築こう
第7章 プロダクト主導型ビジネスの基盤を築く
第8章 プロダクトの価値を理解する
第9章 プロダクトの価値を伝える
第10章 価値を提供する
第11章 プロダクト主導型ビジネスにおける最もよくある過ち
Part III 成長エンジンに火をつけよう
第12章 最適化プロセスを開発する
第13章 ボウリングレーン・フレームワーク
第14章 ユーザーごとの平均収益(ARPU)を上げる
第15章 チャーンビーストをやっつける
第16章 真に成功している企業はなぜプロダクト主導型なのか?
御礼
用語集
参考文献

『PLG プロダクト・レッド・グロース「セールスがプロダクトを売る時代」から「プロダクトでプロダクトを売る時代」へ』ウェス・ブッシュ

『PLG プロダクト・レッド・グロース』のここに注目・言葉・名言

「プロダクト主導型ビジネスを成功させるためには、人々がプロダクトを購入するモチベーションとなる3つの対価を理解する必要がある。」(p.110)

1.機能的対価:ユーザーが解決したい主なタスク
2.感情的対価:そのプロダクトの機能的対価から得たい感情、
 または避けたい感情
3.社会的対価:プロダクトを使うことで得られる他者からの評判

プロダクトを購入するモチベーションとなる3つの対価

購入で得たいものは何かということですね。

機能的対価、感情的対価、社会的対価という3つが紹介されています。

これは、ウェブサービスだけではなく、どんな商品・サービスでも当てはめて考えることが可能なことだろうと思います。

そして、ここが、お客様が何かを購入する理由となりやすいわけですよね。

ここを考えるというのは基本的なことだろう思います。

チャーンとは?

「ハブスポット社によると、カスタマーチャーンとは、一定期間中にSaaSサービスのサブスクリプションを解約したか更新しなかったユーザーや購読者の割合を示したものだ。」(p.330)

解約を増やさない、減らすようにする

せっかくサービスなどを利用してもらっても、解約してしまっては、売上は減りますし、利益にもつながらないですよね。

ですから、解約を増やさない、減らすようにするということを考えておく必要があるということです。

その方法ついては、本書を読んでもらうとして、意外と、ここを考えていなかったり、難しかったりしますよね。

ここまで考えられると、サービス・プロダクトの利用者が、増えやすくなると思います。

取り入れたいと思ったこと

プロダクトの価格の決め方についても紹介されています。
(p.146〜)

実際にユーザーなどにアンケートなどをして、決めるということなどが書かれていますね。

こういったこともやりたいですよね。

あわせて読みたい

『サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル』
  ティエン・ツォ,ゲイブ・ワイザート

『サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル』 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ

 

こちらの本は、定期課金、サブスクリプションについて書かれています。
そのサブスクリプションで、どのように成長をもたらすか。
そんなことを考えたい方が読まれると参考になると思います。

 

『PLG プロダクト・レッド・グロース「セールスがプロダクトを売る時代」から「プロダクトでプロダクトを売る時代」へ』

おすすめ度

  ★★★★☆

サービスプロダクトなどで、どのように成長をもたらすかということが書かれています。

ウェブサービスなどのビジネスを行いたい方が読まれると、まとまっているので、参考になると思います。

おすすめしたい方

マーケティング担当者。
経営者。

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

顧客がプロダクトを購入するモチベーションを考える

プロダクトを購入するモチベーションは?