『オレ様化する人たち あなたの隣の傲慢症候群』片田珠美
本の目次
序章 傲慢症候群とは?
第1章 今日も隣にいる「オレ様」族
第2章 暴走する人に共通する素地
第3章 悪の芽を育てる「最適」環境
第4章 個人にとどまらない恐怖の被害実態
第5章 あなた自身がつぶされないために
第6章 気がつけば予備軍かもしれない
傲慢な人たち
傲慢な人たち。いますよね。
本書では、そんな人たちのことについて取り上げています。
ここに注目・言葉・名言
「「傲慢症候群」にはどんな症状があるのか」(p.19~)
話を聞かない
自らを誇示する
人を威嚇する
横暴になる
同意ばかり求める
自社開発主義(自前主義)症候群
傲慢症候群の症状
こういった症状があるということです。
話を聞かないというのは、たしかにありそうですね。
聞いているようで、聞いていない。意見を聞かないという感じですね。
そうなってくると、傲慢になっていきやすいというのはあるかもしれませんね。
フィードバックがかかりにくい
「傲慢症候群に陥りやすい人は、フィードバックがかかりにくいことが多い。内心ちょっとやりすぎかなと思っていても、なかなか歯止めがきかない、つまり修正力がないので、ついつい暴走し、気づいたときには、クーデターを起こされたり、離婚届を突きつけられたりする。」(p.98)
現実を把握できない
人間、誰しも多少傲慢なところというか、自分に甘いところはあるというのは、心理学などでよく言われますね。
自分に甘く、他人に厳しい。
他人のことは、客観的に見れますが、自分のことは、採点があまくなりがち。
このため、周りから厳しいことを言われても、そんなことないと思って、スルーしてしまうというのはあるのでしょう。
自分視点からだけだと、現実を把握するのはむずかしいところがありますね。
他人の意見や話を聞くというのは、そういう面が誰しもあるから、他の意見も聞いてみるということでしょう。
そういうフィードバックなり、他人の意見を知らないことで、傲慢になるというのはありそうですね。
取り入れたいと思ったこと
傲慢でオレ様な人にどう対処するか、限界を設定して、伝えていくと良いということです。
ここまでは良いけれど、ここからはダメ。
こういうことを伝えて、付き合うようにすると良いということです。
そうすることで、振り回されにくくなるからというわけですね。
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聞く技術を身につけたい方は、こちらも合わせて読んでみてください。
聞くために必要なことがわかります。
『オレ様化する人たち あなたの隣の傲慢症候群』片田珠美
傲慢なオレ様。
そういう人になってしまう人について書かれています。
たしかに、こういう人はいるのだろうと思います。
自信は大切ですが、傲慢になりすぎると、問題がいろいろと出てきてしまうでしょう。
そういう人との付き合い方も書かれています。
傲慢な人について考えたい方は、読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
傲慢な人。そういう人は、どんな人なのか。
そして、どう付き合うと良いのか。
傲慢なオレ様な人たちとの付き合い方について書かれています。
おすすめしたい方
傲慢な人たちを知りたい方。
ビジネスパーソン。
『オレ様化する人たち あなたの隣の傲慢症候群』片田珠美
今日の「ビジネス書をチカラに!」
傲慢な人は、フィードバックがかかりにくい
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