怒らず おだやかに働くには?
職場は、なぜでしょうか、理不尽なことがあったりしますね。
その原因はいろいろとあると思いますが、いずれにしても、そういう理不尽にいちいち怒っていたら、身が持たないというのもあるでしょう。
本書では、そんな職場の理不尽に怒らないで、おだやかに働く技術について書かれています。
『職場の理不尽に怒らず おだやかに働く技術』横山 信治
本の目次
第1章 腹が立ったら、最初にやる10の習慣
第2章 怒りをコントロールする10の技術
第3章 職場でイライラしない8つの技術
第4章 怒りを仕事に活かす7つの技術
第5章 どうしても我慢できない怒りを静める7つのトレーニング
ここに注目・言葉・名言
怒りの矛先が自分に向かってきたとき
「1 受け流す。
2 時間を置いてからあなたの気持ちを伝える。
1の場合は、「自分に自信がないから怒っているんだ」と言い聞かせ、感情的にならずに受け流します。
2の場合は、相手が冷静になった時に「先ほどの課長のお言葉ですが、○○と言う意味で良かったでしょうか」と相手の言った言葉を復唱してみます。
冷静になればその人も、理不尽なことを言い過ぎたと反省するケースもあり
ます。」(p.93-94)
怒りの矛先が自分に向かってきたとき
自分の怒りのマネジメントもあるのですが、他人に理不尽に怒られるということもあるでしょう。
そんなときは、受け流すのが一番でしょうね。
そして、それで納得ができないなら、時間を置いてから、冷静に聞いてみるということです。
怒りのエネルギーをプラスに使う
「怒りのエネルギーは強力です。怒りを起爆剤にすれば、どんな苦労にも耐え、失敗も乗り越えることができます。
怒りの屈辱が、強い意志を持った人間に変えてくれます。」(p.154)
怒りをポジティブな行動のエネルギーにする
怒ると、エネルギーになりますよね。
そのエネルギーをどこに向けるのかで、行動や結果が変わってきます。
誰かを陥れるために使うよりも、何か建設的なことに使ったほうが、結果もプラスになりますよね。
怒りのエネルギーを建設的なことに使いたいですね。
取り入れたいと思ったこと
怒りは、今のやり方ではうまくいかないということを教えてくれる。
だから、別のやり方で行う。
こういうことは考えたいですよね。
怒りも使いようだと思います。
あわせて読みたい
『自分の「怒り」タイプを知ってコントロールするはじめての「アンガーマネジメント」実践ブック』安藤 俊介
自分の「怒り」タイプを知ってコントロールする はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック
- 作者: 安藤俊介
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2016/09/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
【怒り】『はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック』安藤 俊介 - ビジネス書をビジネスのチカラに
こちらは、アンガーマネジメントということで、怒りのマネジメント方法が
タイプ別に紹介されています。
わかりやすいです。
怒りをマネジメントしたい方は、こちらも合わせて読んでみてください。
『職場の理不尽に怒らず おだやかに働く技術』横山 信治
怒らずおだやかに働く。
仕事は目標があって、それを達成するために働いているというのがありますね。
しかし、人間関係などで、怒りたくなることもあるでしょう。
そんなふうに怒ったりしないで、おだやかに働けるほうが、協力できますし、成果も出やすい。
本書では、そのための技術について書かれています。
おだやかに働きたい方は、読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
理不尽なことがあっても、怒らずおだやかに働く。
そのための技術が書かれています。
おだやかに働きたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
おだやかに働きたい方。
ビジネスパーソン。
『職場の理不尽に怒らず おだやかに働く技術』横山 信治
今日の「ビジネス書をチカラに!」
怒りのエネルギーをプラスに使う
怒りのエネルギーをプラスに使っていますか?