上司にどう対応するか。
ビジネスパーソンであれば、必要なことの一つでしょう。
本書では、Q&Aといったクイズのような形で書かれていて、
考えながら読むことができます。
『上司のトリセツ』横山信治
『上司のトリセツ』の目次
はじめに
1章 評価のトリセツ
2章 気遣いのトリセツ
3章 上司のトリセツ
4章 信用のトリセツ
5章 努力のトリセツ
終章 「評価される力」が、人生を切り開く武器になる!
「上司のトリセツ」 ここに注目・言葉・名言
「サボっているわけではないが、なかなか業績が上がらないあなた。そんな
とき、どう行動する?
1 定時で帰ってリフレッシュ
2 結果を出すためにも、終電まで頑張る
3 自分の成果には結びつかないが、周りの人を手伝う」(p.155)
周囲を進んで手伝う
どれを選ぶのもありのようにも思いますが、本書では、3番が答えとなっています。
周りの人を手伝うことで、次に自分を手伝ってもらったり、成果をあげる種を蒔くことができるため、3番ということです。
チームで仕事を行う場合は、とくにそうなると思います。
出世の条件は?
「出世の条件は、「それなりの業績+信用力」」(p.171)
それなりの業績と信用
業績が高い人が出世しそうなものですが、企業だとそうでもなかったりしますよね。
周りをどう巻き込むか、マネジメント力も見られると思います。
そうなると、周りからの信用があったほうがいい。
自分の業績はそこまでではなくても、周りの人と協力できるほうがいい。
一人でできることは、そこまで大きくはならないですし、そうなると、協力できる信用力があるということが出世に関わるということです。
思ったこと
ここで書かれていることが本当かどうかは、実際の場面や上司によって異なって
くることかもしれないと思います。
ただ、Q&Aで書かれているので、自分なりにどうだろうと考えてみる訓練としてやってみると、後々違ってきそうです。
あわせて読みたい
『人望が集まる人の考え方』レス・ギブリン
【考え方】『人望が集まる人の考え方』レス・ギブリン - ビジネス書の書評ブログ:ビジネス書をビジネスのチカラに
こちらの本は、人望が集まる人の考え方について書かれています。
人望は、どういう人に集まるのか。
知りたい方が読まれると、参考になると思います。
『上司のトリセツ』横山信治
上司がどのような考え方をするのか。
そんなことを知りたい方が読まれると、考えるきっかけになりますね。
上司との関係などを考えたい方が読まれると良いと思います。
おすすめ度
★★★★☆
上司のトリセツということで、どう考えて動くと上司とうまくやれるのか、などが書かれています。
上司との関係などを良くしたい方が読まれると、ヒントが見つかるかもしれません。
おすすめしたい方
ビジネスパーソン
人事担当者。
『上司のトリセツ』横山信治
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
周囲を進んで手伝う
周囲を進んで手伝っていますか?