『日本人の闘い方』齋藤孝
『闘戦経』に学ぶ、日本人の闘い方
『闘戦経』という900年以上前、平安末期に書かれた日本最古の兵書があるそうです。
本書は、その『闘戦経』から、日本人の闘い方を学べる本です。
齋藤孝氏が、『闘戦経』について解説しています。
▼ ここに注目・言葉・名言 ▼
「精神力や気力に頼る者は不十分である。また、精神力や気力を無視することも不十分だ。
知っているというだけでは、すぐに忘れてしまって使いものにならない。
考えごとをしているといっても、考えるだけで終われば何の意味もない。
大切なのは深く識って、自らの骨になるほど身につけることだ。」(p.19)
知識や技術が骨身にまで達しているか
知識を知っているだけだと、成果は出にくいですよね。
やはり、自分の物にして、行動していく。
そうすることで、成果は出てきますね。
知っているだけで、終わらせない。
行動して成果にできるまで、行動していく。そういうことが大切ですね。
心のなかに北極星を持っているか
「北斗七星はいつも背中の方向に回っていき、磁石は北の方向を指す。それは
天の道だ。」(p.177)
向かう先を持っているか
北極星は、いつも同じ方向にありますね。
そんな向かっていく先を持っているか、ということでしょう。
言い換えれば、ビジョンです。
これを持っているかどうか。大切ですよね。
無ければ、どこに向かうのかわかりませんから。
▼取り入れたいと思ったこと
土台の大切さも書かれていました。
大きなことをしたい。ビジョンを実現したい。
そのためには、まずは、土台でしょう。
土台がしっかりしていないと、大きなことを実現するのはむずかしいでしょうから。
だとしたら、基本的なことができるようになる。まずは、ここからですね。
『日本人の闘い方』齋藤孝
『闘戦経』という日本最古の兵書を解説されています。
日本人としては、どう闘うのか。その考え方などがわかります。
ここから、日本人の闘い方がわかりますね。
自分なりの闘い方を考えたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『カール教授のビジネス集中講義 経営戦略』平野 敦士 カール
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
日本人の闘い方ということで、『闘戦経』という兵書について書かれています。
そこから、どんな闘い方があるかがわかります。
自分の闘い方を考えたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
闘い方を知りたい方。
ビジネスパーソン。
★『日本人の闘い方』齋藤孝
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
知識を知って終わりにしていないか
⇒ 知識や技術が骨身にまで達しているか