『コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法』山田壮夫
コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法
- 作者: 山田壮夫
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/03/07
- メディア: 単行本
コンセプト
売れる商品には、売れるコンセプトがある。
本書では、コンセプトのつくり方を電通の山田壮夫氏が書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「最初に押さえたいのは「ビジョンなくして、コンセプトはできない」という点です。
大手メーカーと商品開発をすると「企業のビジョンなんて、現場には関係ないよね」という方に出会います。中小企業の方はしばしば「ビジョン」を持っていません。毒にも薬にもならない標語のような言葉が欲しいのではなく「単なるカネ儲けを超えた基本的価値観と目的意識」が見えないのです。」
(p.51)
コンセプトづくりにビジョンは欠かせない
コンセプトを作るのに、ビジョンは欠かせないということです。
ビジョンは、未来にこうありたいという姿ですね。
それがないと、コンセプトを作るのはむずかしいですよね。
商品を購入した人が、どうなるのか。ここを考えるのがむずかしいですから。
そして、明確なコンセプトがないと、これだけ商品があふれていると、売れないことになる。
ビジョンがあるかないか。大きく違っていきますね。
発想するための「ぐるぐる思考」の4つのステップ
「ぐるぐる思考は「感じる」「散らかす」「発見!」「磨く」という四つのモードからなっています。」(p.70)
「感じる」「散らかす」「発見!」「磨く」
アイデアを発想するときに、感じる、散らかす、発見、磨く、という4つのステップで考えると、アイデアが出やすいということです。
それぞれについて詳しく知りたい方は、本書を読んでみてください。
発散と収束。
そういうことに似ていますね。
取り入れたいと思ったこと
コンセプトの十字フレームというものが紹介されています。
これで、コンセプトが機能するかどうかを知ることができるということです。
これを取り入れたいと思いました。
コンセプトが機能するかどうかチェックするのに良いと思います。
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『ビジネスマンのための「発想力」養成講座』小宮 一慶
小宮一慶氏が、発想力をつける方法について書かれています。 どうやってアイデアを考えるか。 そういうことに興味がある方が読まれると、参考になると思います。
『ビジネスマンのための「発想力」養成講座』小宮 一慶 - ビジネス書をビジネスのチカラに
発想力。
どうやってつけるか。そんなことに興味がある方は、こちらも合わせて読んでみてください。
『コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法』山田壮夫
コンセプトがはっきりしないと、伝わりにくいですね。
そういう商品は、なかなか売れにくい。
だから、コンセプトがあると良いですよね。
本書では、コンセプトのつくり方が書かれています。コンセプトをつくりたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめ度
★★★★☆
コンセプトのつくり方が書かれています。
電通の発想法ということで、発想法も紹介されています。
コンセプトの作り方や発想法に興味がある方が読まれると、参考になると
思います。
おすすめしたい方
コンセプトを作りたい方。
ビジネスパーソン。
『コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法』山田壮夫
コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法
- 作者: 山田壮夫
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/03/07
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コンセプトづくりにビジョンは欠かせない
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