『ひらめきクリック! 大全』桑原 晃弥
アイデア発想、ひらめき
良いアイデアがひらめくと、ひらめかないで困っていた問題などを解決できたりしますよね。
アイデアや発想で、結果が変わってくるというのはあります。
本書では、様々な、発想法やアイデアをまとめています。
ここに注目・言葉・名言
「「これだ」と決めたものに一点集中する。
ちょっと考えただけですぐ次のアイデアに移るということのくり返しでは、成功になかなか近づけません。
ある時点から、パワーを一点にグッと集中することが大切です。」(p.82)
「これだ」と決めたものに一点集中する
ここでは、マクドナルド創業者のレイ・クロック氏の例が取り上げられていました。
レイ・クロック氏は、マクドナルドを始める前は、マルチミキサーのセールスマンでしたが、マクドナルド兄弟が運営しているハンバーガー店を見つけて、マクドナルドに集中します。
これだと決めたものに、力を集中する。
これが、発想を得た後に、やったほうがいいことということですね。
「これだ」をまず見つける
そうなると、「これだ」と思えるものをまず見つけることが先決でしょう。
いくつか方法はありますし、次の「ヒットの法則」もそうでしょう。
効率的ではないかもしれませんが、量をこなす、いろいろと触れてみるというのはありますね。
そのためにも、本書も参考になりますね。
いろいろな発想やアイデアが、たくさん書かれていますから。
ヒットの法則
「メジャー7割 マイナー3割の法則で行く。」(p.408)
「ヒット作にはメジャーの要素が70%と、マイナー要素が30%必要です。
「たまごっち」もゼロから生まれたわけではありません。任天堂の
「ゲーム&ウォッチ」という流行液晶ゲームと、マイナーなブームになっていたゲーム「アクアゾーン」を組み合わせたのです。」(p.409)
メジャー7割 マイナー3割
ヒット作は、まったく新しいというものでもないということですね。
何かと何かの組合わせがヒットにつながりやすいということです。
メジャーなものを7割、マイナーなものを3割。
そんな感じの割合だと、メジャーでありつつ、新しさもあって、ヒットしやすいのでしょうね。
取り入れたいと思ったこと
メモしたことを次々と試してみる。(p.168)
ホンダの二足歩行ロボットASIMOの開発者、竹中透さんは、アイデアをメモに書き留めて、片っ端から試してみたそうです。
そうして、ASIMOは、凸凹のある床でも安定して二足歩行ができるようになったそうです。
目標があって、その目標に向かって、いろいろと考えて、メモして、それらをどんどん試す。
目標に集中して、行動していきたいものですね。
あわせて読みたい
『コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法』
山田壮夫
商品コンセプトの作り方。
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コンセプトが決まれば、ネーミングや何が必要なのかが決まって行きやすいですよね。
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『ひらめきクリック! 大全』桑原 晃弥
ひらめき。アイデア。発想。
そこで差がつくというのはありますね。
やはりアイデアで変わってくるというのはあります。もちろん、アイデアを実現しないと、アイデアがないのと変わらないわけですが。
それでも、アイデアがないと、実現もしようがないので、まずはアイデアやひらめきですね。
ということで、アイデアやひらめきを得たい方は、本書を読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
アイデアやひらめき。どうしたら出やすくなるか。
本書では、ひらめくための方法について、いろいろとまとめられています。
そんなことを知りたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
アイデアや発想法に興味がある方。
ビジネスパーソン。
『ひらめきクリック! 大全』桑原 晃弥
今日の「ビジネス書をチカラに!」
「これだ」と決めたものに一点集中する
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