トヨタの会議や、仕事の進め方などについて書かれています。
仕事術などを知りたい方が読むと、参考になることが見つかるかもしれません。
『トヨタの会議は30分』山本 大平
『トヨタの会議は30分』の目次
第1章 極限まで無駄を減らす「時短会議術」
第2章 確実に相手を仕留める「コミュニケーション術」
第3章 トヨタ魂の根幹「本質思考」
第4章 スピリットをつなぐ「トヨタの教育」
第5章 良好な人間関係を築く方法
第6章 人間力を嵩上げする「配慮」のつくり方
『トヨタの会議は30分』のここに注目・言葉・名言
「トヨタでは、お金を稼ぐこと自体をゴールにはしていませんでしたが、時間への意識はすごく高かったです。とにかくトヨタの上司や先輩からは、「会議時間の1分も無駄にするな」と耳にタコができるほど言われ続けました。」(p.47)
会議時間の1分も無駄にしない
トヨタは、1秒でも削るという話がありますよね。
会議時間の1分も無駄にしないというのは、それはそうだろうという話ですよね。
ただ、他の企業ではどうかというと、こんなことを言っている企業はあまりないのではないでしょうか。
もちろん、会議の時間を減らしたいと思っている、ビジネスパーソンは多いと思いますが。
プレゼン
「3つのポイントを押さえて話せば
誰でもそれなりのプレゼンができる」(p.90〜)
1 冒頭に何を話すか説明しておく
2 章立てどおりに話をする
3 節目節目でおさらいと不明点の確認をする
それなりのプレゼン
社外プレゼンでは、しっかりしたものが求められることが多いでしょうけれど、社内プレゼンでは内容がわかれば、概ね良いですよね。
そういう意味では、まずはこれらを押さえて、プレゼンできると良さそうですね。
あとは、内容が大切になりますね。
何を何のために、プレゼンするのか。
WhatとWhyがはっきりしていて、結論が的を射ることができれば、合格点なのではないでしょうか。
取り入れたいと思ったこと
「目先の利益ではなく、社会へ貢献することで、あとから利益がついてくる。
その綺麗事を現実にするために、より社会のニーズに応えた商品開発と原価低減(正しくは原価改善)、接客サービスの向上に邁進する。
少し話が大きくなりすぎてしまいましたが、これがトヨタという会社が社会と関わるときの基本スタンスであり、ベースとなるコミュニケーションスタイルであると私は理解しています。」(p.137)
社会貢献から、利益がある。
その実現のために、求められる商品を開発するということですね。
難しいことですが、できるようになりたいですよね。
あわせて読みたい
『トヨタ 仕事の基本大全』(株)OJTソリューションズ
こちらは、トヨタの仕事の基本について書かれています。
5Sや改善、問題解決、コミュニケーションなどについて書かれています。
トヨタの仕事の基本を一冊で知ることができるので、興味がある方はこちらも読んでみてください。
『トヨタの会議は30分』山本 大平
おすすめ度
★★★★☆
トヨタの仕事の考え方などについて書かれています。
会議、プレゼンなどについてです。
トヨタの仕事術に興味がある方が読まれると、参考になることが見つかるかもしれません。
おすすめしたい方
トヨタの仕事術などを知りたい方。
ビジネスパーソン。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
会議時間の1分も無駄にしない
時間を無駄にしていませんか?