『心をとらえる60の法則』マーク・レクラウ
『心をとらえる60の法則』の目次
第1章 人と接するうえで大切なこと
第2章 相手に敬意を示す
第3章 信頼関係を築く
第4章 相手の長所を引き出す
第5章 相手の自尊心を大切にする
第6章 周囲の人を幸福にする
第7章 相手の人生に貢献する
心をとらえる
本書では、人の心をとらえる60の法則が紹介されています。
人間関係などを考えたい方が読まれると、自分がどう考えると良いか、などを考えることができるので、読んでみると良いと思います。
『心をとらえる60の法則』のここに注目・言葉・名言
「人は皆、誰からも好かれたいと思っています。では、人の心をとらえるにはどうすればいいのでしょうか。
それには3つの要素があります。」(p.30)
受け入れ、認め、感謝する
受け入れ、認め、感謝する
人の心をとらえる3つの要素は、「受け入れ、認め、感謝する」ということです。
意外と難しいというか、なかなかできない、やっていないことかもしれません。
なぜできないのか、やっていないのか。
このあたりを考えてみると、自分が何を大切にしているのかなどがわかってくるかもしれませんね。
命令せずに、さりげなく提案する
「人は命令されるのを嫌います。人間とはそういうものなのです。
そこで、相手の心をとらえたいなら、さりげなく提案するといいでしょう。」
(p.74)
提案や質問を投げかける
こんな選択肢はどうでしょうか?このアイデアについてはどう思いますか?
といったように、提案や質問を投げかけると良いということです。
お願いなども良いかもしれませんね。
命令されるとなぜか、やりたくなくなるというのは、あると思います。
相手が、動きたくなるように伝えるというのは、人を動かすにはあるのでしょうね。
思ったこと
人の心をとらえる、人の心を動かす。
そういうために、何かをするというよりは、自分がどんな人間でいたいのか、そんな観点から考えると、良いのかなと、本書を読んで思いました。
上で紹介したことであれば、人を受け入れない、認めない、感謝しない、そんな自分でいたいのか。それとも、逆なのか。
命令ばかりで人を動かそうとするのか。それとも違うのか。
そんなことを考えるのに、読んでみてよかったですね。
あわせて読みたい
『人の心を一瞬でつかむ方法―人を惹きつけて離さない「強さ」と「温かさ」の心理学』ジョン ネフィンジャー、マシュー コフート
人の心を一瞬でつかむ方法―――人を惹きつけて離さない「強さ」と「温かさ」の心理学
- 作者: ネフィンジャー,ジョン,コフート,マシュー,熊谷小百合
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2016/08/02
- メディア: Kindle版
【人間関係】『人の心を一瞬でつかむ方法―人を惹きつけて離さない「強さ」と「温かさ」の心理学』 - ビジネス書をビジネスのチカラに
こちらは、『人の心を一瞬でつかむ方法』ということで、人の判断基準などについて書かれています。
強さと温かさがポイントということです。
そういう面はあるでしょう。
なので、このあたりを理解できれば、人の心をつかむことにつながるということです。
ということで、人の心をつかみたい方は、読んでみてください。
『心をとらえる60の法則』マーク・レクラウ
心をとらえる60の法則が紹介されています。
人を動かすということよりも、自分がどういう人間でいたいのか。
そんな観点で考えると、参考になる本のように思いました。
おすすめ度
★★★★☆
心をとらえるための法則が60個紹介されています。
このまま使うのもありだと思うのですが、自分なりに考えて、自分はどうするのか。
そんなことを考えるのに良い本でした。
おすすめしたい方
人間関係などを考えたい方。
ビジネスパーソン。
『心をとらえる60の法則』マーク・レクラウ
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
受け入れ、認め、感謝する
自分はどうしたいですか?