福厳寺31代住職の大愚元勝氏が、苦しみの手放し方について書かれています。
生きていれば、苦しいこともあるでしょう。
そんなときにどんなふうに考えると良いかなどがわかります。
『苦しみの手放し方』大愚元勝
『苦しみの手放し方』の目次
第1章 人間関係に苦しまない考え方
第2章 仕事の悩みとどう向き合えばいいのか
第3章 お金に惑わされない考え方
第4章 病気と健康をどうとらえたらいいのか
第5章 子どもや家族の悩みとどう向き合えばいいのか
第6章 恋愛や結婚の悩みとどう向き合えばいいのか
7章 悩み、イライラ、ストレス、悲しみから逃れる
『苦しみの手放し方』のここに注目・言葉・名言
「苦手な人も、嫌いな人も、会いたくない人も、
自分を成長させてくれる「人生の師」である。」(p.044)
誰もが、自分を成長させてくれる「人生の師」
ここに気がつくと、違いますよね。
人をどう見るかも変わるでしょうし、人から学ぼうという姿勢になります。
そして、少し不思議かもしれませんが、こう考えていると、苦手な人や、嫌いな人、会いたくない人が減っていきます。
すべての人から学べるからかもしれません。
いずれにせよ、誰もが、自分の師だと考えると変わりますね。
努力や才能より大切なこと
「「努力」や「才能」よりも大切なのは、
仕事に対する「姿勢」である」(p.118)
仕事に対する「姿勢」
仕事にどう向き合うか。
これが大切ということですね。
「仕事に対する姿勢が整っていなければ、努力を続けることも、才能を生かすこともできません。」(p.123)
そうなりますよね。
そして、先に紹介した他人に対しての考え方も、姿勢が変わるので、人間関係が変わるのでしょうね。
思ったこと
「悩みや不安から解放されるには、「真理」を知って「無明」を取り払うこと。
すなわち、「悩みの根本原因」と「不安の根本原因」明らかにすることです。」
(p.285)
わからないから、不安になる。
だから、真理がわかれば、不安がなくなる。
こういうことですよね。
あわせて読みたい
『心。』稲盛和夫
『心。』稲盛和夫。心を変えるには? - ビジネス書の書評ブログ:ビジネス書をビジネスのチカラに
こちらは、稲盛和夫氏の著書です。
心を変える、心を磨く。
そのために、どうすると良いのか。
仕事が一番良いということですね。
それは、他人のためになるからなのだろうと思います。他人のために仕事をしていくことで、自分が磨かれていく。
人格を磨きたいという方が読んでおきたい一冊です。
『苦しみの手放し方』大愚元勝
悩みがある、不安がある、苦しい。
そんな人が読んでみると、少しそんな悩みや苦しみなどが軽くなることが見つかると思います。
苦しみを軽くしたい方は読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆(★4.3)
福厳寺31代住職の大愚元勝氏が、苦しみを軽くする考え方などについて書かれています。
悩みや苦しみなどがある方が読まれると、参考になることが見つかると思います。
おすすめしたい方
悩みや苦しみがある方。
ビジネスパーソン。
『苦しみの手放し方』大愚元勝
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
誰もが、自分を成長させてくれる「人生の師」
人に対する姿勢