『一瞬で心をつかむ文章術』石田章洋
本の目次
01章 なぜ文章を書くのが苦手なのか?
02章 テーマに迷わないから速く書ける!
03章 ネタ集めに迷わないから速く書ける!
04章 組み立て方に迷わないから速く書ける!
05章 速く書き続けるには?
06章 書き出しで迷わないから速く書ける!
07章 「?!」をちりばめ、心をつかむ文章にする!
08章 最終チェックで心をつかむ文章にする!
09章 「速く」「面白い」文章を書く習慣作り
心をつかむ文章
心をつかむような文章。そんな文章を書きたいとしたら、どうすると良いでしょうか?
本書では、放送作家の石田章洋氏が、心をつかむ文章術について書かれています。
わかりやすいですね。
▼ ここに注目・言葉・名言 ▼
「考えてから書けば速く書ける!
文章に苦手意識を持つ人に、共通することがあります。
それは「文章を作ること=書くこと」だと思っていることです。私自身がそうでした。
しかし、料理に・・・・・・
*何を作るか考える
*材料の買い出し
*レシピの確認
*下ごしらえ
*調理
*盛りつけ
といったステップがあるように、文章を作るにも、実は「何を書くか考える」「材料集め」「材料の整理」「流れの確認」「見直す作業」といった、重要なステップがあるのです。」(p.23)
考えてから書く
ある程度、考えてから書くというのはありますね。
とくに、文章を書くのに慣れていない人は、だいたい何を書くのかを考えてから書き始めたほうが書けるというのはあると思います。
こういうのは、慣れると、考えながら書くということもできるようになります。
ただ、そういうのは、量をたくさん書いた後にできるようになることだと思うので、まずは、書く前に構成や何を書くかを考える。
こういうことを繰り返し行って、慣れていくと良いですね。
文章を書くことは、考えること
文章を書くことは、考えることでもありますよね。
書きながら考えるというのもあるでしょうけれど、考えてから書くというのもある。
そして、最終的には、考えたことを、文章という形にする。
そういうものなのでしょうね。
文章のリズム
「とくに内容に興味がなくても、つい最後まで読んでしまう文章に共通するのが「リズム」がいいことです。
文章は目で聴く!
では「文章のリズム」とは何でしょうか。
私は心をつかんで最後まで読まれる文章にするために、もっとも大事なのは「聴覚的リズム」ではないかと考えます。」(p.147)
最後まで読まれる文章は「リズム」がいい
文章のリズム。
文章には音はないですが、音読したときに聞きやすい、
そういう文章は、読みやすいということはありますね。
そして、読みやすい文章は、抵抗が少ないので、最後まで読んでしまう。
こういうのはあるでしょう。
だから、文章のリズムを考える。
基本的には、1文があまり長くないといったことがあります。
こういうことを考えると、心をつかむ文章に近付くというのはありますよね。
取り入れたいと思ったこと
文章を書く目的。
これは、考えたいですね。
何のために、文章を書くのか。
ここが明確だと、どういう文章を書くと良いかもはっきりしやすいです。
文章を書く前に、考えたいところですね。
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読ませる文章を書く技術。
こちらも合わせて読んでみると、書く技術が向上するでしょう。
書くためには、やはり読書や音読は大切ということがわかりますね。
『一瞬で心をつかむ文章術』石田章洋
文章を書く。
ここにも、技術がありますね。
技術を知ることで、向上できるものだと思います。
自分の文章のスキルを向上させたい方に、参考になると思います。
おすすめ度
★★★★☆
心をつかむ文章。
そんな文章を書くための技術が書かれています。
自分の文章を改善したい。文章術を知りたい。そんな方は読んでみてください。
おすすめしたい方
心をつかむ文章を書きたい方。
ビジネスパーソン。
『一瞬で心をつかむ文章術』石田章洋
今日の「ビジネス書をチカラに!」
考えてから書く
考えてから書いていますか?