『壁を崩して橋を架ける 結果を出すリーダーがやっているたった1つのこと』道幸 武久
壁を崩して橋を架ける 結果を出すリーダーがやっているたった1つのこと
- 作者: 道幸武久
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/07/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
本の目次
第1章 上司と部下の間には、いつも必ず「壁」がある(顔を合わせたとたん、相手は壁を作る
なぜ人は壁を作ってしまうのか? ほか)
第2章 チームにできた「壁」を崩す5つの行動(準備 「9つのラベル」で自分のことを理解する
行動1 自分をオープンにする ほか)
第3章 チームに「橋」を架ける5つのSTEP(「糸の橋」から「石の橋」へ
STEP1 「糸の橋」をつなぐ ほか)
第4章 部下の力を引き出す最強チームの作り方(大切なのは、世界全体をまるごと受け入れること
どんな仕事にも「ミッション」がある ほか)
第5章 結果を出すリーダーがやっているたった1つのこと―クロスコミュニケーションのすすめ(ナポレオンに学ぶ、部下の心をつかむ方法
自分OK、他人OKの精神 ほか)
リーダーのチームマネジメント
結果を出すために、リーダーが行っているチームマネジメント。
本書では、その方法について書かれています。
壁を崩して橋を架けるということで、チームメンバーの中に「橋を架けられる」ようにするということが、ポイントということです。
具体的には、どういうことをするのでしょうか。
ここに注目・言葉・名言
「考えたいのが、どんな橋を目指すのか、です。すべての人と石の橋でつながり合う必要はありません。関係性によってどの橋がゴールなのかは違ってくるはずです。これは異性との関係と同じようなイメージです。あなたが男性だとして、出会った女性のすべてと石の橋に象徴されるような深い結びつきを求める必要はないし、そうするとかえってトラブルを引き起こしてしまいかねません。」(p.84)
相手とどんな橋を目指すのか
まずは、相手とどんな橋を目指すのかを考えるということです。
これによって、行うことも変わってきますね。
イメージがないと、どうすると良いかもわかりにくい。行動できないということになってしまいます。
まずは、相手との「橋」を考えてみると良いですね。
どんな仕事にもミッションがある
「どんなチームにも必要なもの、それは「ミッション」です。ミッションとは役割、任務、使命を表す言葉です。
チームを作ったときは、このミッションを全員が共有し、チームのミッションとは何か、を明確にすることが必要です。」(p.113)
ミッションを共有するには?
ミッションをチームで共有する。これが大切ということです。
しかし、共有がなかなかできないですよね。なぜできないのか?どうするとできるのか?
本書では、壁を崩して橋を架けるようにすることとあります。
それもありますが、個人で、ミッションの大切さを感じることが重要でしょう。
自分にミッションがない人が、チームでミッションを共有することが大切とは思わないでしょうから。
自分が経験していなことは、理解しにくい
仕事でビジョンやミッションが大切と言われて、たしかにそうだと思うかもしれません。
しかし、自分の人生でビジョンやミッションを大切にしていない、実現したいと思っていない人が、共有するということは、ほとんどないでしょう。
ここをクリアしないと、大切と頭でわかっていても、行動にはつながらないということになってしまうでしょうね。
取り入れたいと思ったこと
クロス・コミュニケーションということが紹介されていました。
お互いがコミュニケーションを取れるようにするということです。
たしかに、こういう手法も有効な面もあるように思いました。
こういうことも取り入れたいなと思いました。
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その考え方や方法について書かれています。
チームリーダーや経営者の方が読んでみると、何が必要なのかわかってくることだろうと思います。
結果を出すためのチームを作りたい方は読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
結果を出すリリーダーのチームマネジメントについて書かれています。
チームをまとめて、結果を出したい。
そういう方に参考になると思います。
おすすめしたい方
人事担当者。
経営者。
『壁を崩して橋を架ける 結果を出すリーダーがやっているたった1つのこと』道幸 武久
壁を崩して橋を架ける 結果を出すリーダーがやっているたった1つのこと
- 作者: 道幸武久
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/07/05
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今日の「ビジネス書をチカラに!」
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