⇒『本質思考: MIT式課題設定&問題解決』平井 孝志
本質
本質が大切と言われます。
では、その本質とは何か?本質を考えるとはどういうことなのか?
本書では、本質を考える思考法について書かれています。
▼ ここに注目 ▼
本質思考の4つのステップ
「ステップ1 モデルを描く
ステップ2 ダイナミズムを読み解く
ステップ3 モデルを変える打ち手を探る
ステップ4 行動し、現実からのフィードバックを得る」(p.081)
本質思考の4つのステップ
本質思考は、このような4つのステップを踏んで考えて行動する、ということです。
現実を理解するモデルを考えて、そのダイナミズム・動きを考えて、そのモデルを変えるための打ち手を考えて行動するということです。
これができるようになると、結果が変わってくるはずです。
モデルをチェックする
「考えたモデルが本質に迫っているかどうかを確かめるためには、どうすればいいだろうか。一番いい方法は、視点を変えて考え直してみることだ。
たとえば、相手の立場になって考えてみる。」(p.102)
モデルは現実ではない
モデルは、現実を理解するためのものであって、現実ではないでしょう。
現実に機能するのかどうかを確かめる必要があります。
そのチェックの仕方の一つに、視点を変えるということがあるということです。
とくに、関係者や相手の視点で見てみるというのがあります。
自分以外の視点も考えてみると、見え方が変わって、他に必要な点を考えられるでしょう。
▼取り入れたいと思ったこと
レバレッジポイント。
モデルを変える打ち手の中で、大切なこと。
これをレバレッジポイントと呼んでいます。そしてその見つけ方のヒントについても書かれています。
取り入れたいと思いました。
本質思考:MIT式課題設定&問題解決
MIT式課題設定&問題解決ということで、本質思考で課題を設定して、問題を解決するその思考法について書かれています。
本質を知って、思考して、行動する。
こういう方法を知りたい方が読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
▼ あわせて読みたい ▼
『BCG流 最強の思考プロセス』
BCG流 最強の思考プロセス いかにして思い込みを捨て「新しい箱」をつくり出すか
- 作者: リュック・ド・ブラバンデール,アラン・イニー,松本剛史
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/10/12
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
本質を知って成果を上げたい方。
ビジネスパーソン。
★『本質思考: MIT式課題設定&問題解決』平井 孝志
★【今日の「本をチカラに!」】
本質思考の4つのステップ
ステップ1 モデルを描く
ステップ2 ダイナミズムを読み解く
ステップ3 モデルを変える打ち手を探る
ステップ4 行動し、現実からのフィードバックを得る
⇒ 本質を捉えていますか?