大分の県立高校から独学でハーバードに現役合格&首席卒、 世界最高峰のジュリアード音楽院も首席卒の廣津留すみれ氏が、 考える力の鍛え方について書かれています。
『私がハーバードで学んだ世界最高の「考える力」』廣津留 すみれ
『私がハーバードで学んだ世界最高の「考える力」』の目次
はじめに
第1章:私がどうやって成果を最大化してきたか
第2章:考える力の伸ばし方
第3章:考える力を伸ばす習慣術
第4章:英語脳でロジカルシンキングを伸ばす
第5章:考える力で仕事力をアップする
第6章:音楽脳で考える力を育てる
おわりに
ここに注目・言葉・名言
「無意識に「自分が正しい」と思い込んでいると、正しい結論にたどり着けないことがあります。
誰でも「自分が正しい」とか「自分が正しくありたい」と思いたいものですが、独善的な思考は考えの幅を狭めて、結局は自分の首を締めてしまいます。
できるだけ俯瞰して自分を客観視することが大事です。時にはまわりの人に意見を求めながら、独善的になっていないかを検証してみることも効果的です。」(p.130)
確かめる
考える際に、考えるのは自分の頭です。
その考えを、確かめると良いんですよね。
実際にやってみて確かめる。人に意見を聞く。
頭の中だけで考えていると、現実とはずれていることはよくあることです。
考えたら、現実で確かめたいですね。
イノベーション
「イノベーションとは、何気ない不満を解消したいという気持ちから始まるものだと私は思っています。
課題解決のためにひたすら考え抜くこと以外、イノベーションを引き起こす方程式はないと思うのです。
まさしく「必要は発明の母」です。」(p.125)
課題解決のために、考えて試す
考えて、試すということですよね。
繰り返しになりますが、考えているだけだと、それが現実の世界で、課題を解決できかはわかりません。
考えているだけでは、何も実現できないですし。
だから、課題の解決案を考えて、うまくいきそうなものから試していく。
考えて試す。
大切ですよね。
取り入れたいと思ったこと
複数の分野の得意分野を持つことが、これからは大切といったことが書かれていました。
競争などがグローバルになっていて、やはり「越境する人」の時代なのだと思います。
複数の分野を、学びたいものですね。
あわせて読みたい
『LIFE DESIGN(ライフデザイン)――スタンフォード式 最高の人生設計』
ビル・バーネット,デイヴ・エヴァンス
LIFE DESIGN(ライフデザイン)――スタンフォード式 最高の人生設計
- 作者:ビル バーネット,デイヴ エヴァンス,Bill Burnett,Dave Evans
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/09/07
- メディア: 単行本
スタンフォードで人気のライフデザインの講義を本にしたものということです。
自分の人生設計を考えたい方、ライフデザインを行いたい方が読まれると参考になると思います。
『私がハーバードで学んだ世界最高の「考える力」』廣津留 すみれ
オーソドックスな考え方、思考法について書かれていました。
奇抜な方法などはなかったように思います。
逆に言うと、こういう思考法をしっかり行うかどうかが違いになるのだなと思います。
おすすめ度
★★★★☆
ハーバードに現役合格&首席卒、世界最高峰のジュリアード音楽院も首席卒の廣津留すみれ氏が、考える力の鍛え方について書かれています。
考える力を鍛えたい方は読んでみてください。
おすすめしたい方
考える力を高めたい方。
ビジネスパーソン。
『私がハーバードで学んだ世界最高の「考える力」』廣津留 すみれ
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
考えて試す
考えて、行動していますか?