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【思考】『正解が見えない課題を圧倒的に解決する 超仮説思考』高野研一


『正解が見えない課題を圧倒的に解決する 超仮説思考』高野研一

正解が見えない課題を圧倒的に解決する 超仮説思考

正解が見えない課題を圧倒的に解決する 超仮説思考

  • 作者: 高野研一
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2016/08/26
  • メディア: Kindle版
 

本の目次

第1章 学歴エリートが40歳を過ぎてつまずくワケ
第2章 「超仮説」をたぐり寄せる力がキャリアアップを可能にする
第3章 フレームワークでなくトレーニングが重要
第4章 見えない世界にイマジネーションを広げる
第5章 非連続な変化の先を考える
第6章 視点を自分の外に移してみる
第7章 人の心の中に入り込む
第8章 オープンなエコシステムに参加する
第9章 前提条件を疑う
第10章 超仮説を立てて検証する
最終章 実践こそがすべて

解決のための仮説思考

仮説を立てて考える。

何も考えないで考えるより、問題解決に早く辿り着けるというのはあるでしょう。
ただ、仮説が間違っていると、時間がかかってしまうというのもありますね。

仮説をどうやって考えるか、そんなことが本書では書かれています。

全体像を考える

「部長になるとそうはいかなくなっている。各部の長には、企業価値を高める
ために、経営の全体像を考えた上で、自部門の目標を設定することが求められる。
 そうでなければ、部分最適の間違ったゴールを設定してしまうことになりかねない。そこで、営業や生産など、他機能・他部門のことも理解していることが求められるのだ。」(p.28)

全体を見る

仮説を建てるときに、全体を見る。

これが、まずは、一つ大切ということです。

仕事であれば、終わりを考えるということでしょう。そこから、全体をどうすると、うまく行くのか、仮説を考える。

部分だけ見て、立てた仮説とは違ってくるはずです。

仮説を立てる際には、まず全体を見るということですね。

見えにくいところを見る

「属性よりニーズ、ニーズよりTPOのほうが、より見えにくくなっていく。
しかし、見えにくいところにイマジネーションを広げにいく人だけが、売上を伸ばすための超仮説をたぐり寄せられる時代になってきていることがわかる。」
(p.121)

顧客のTPOを考える

この話は、顧客の欲しいものは何か?という話を考える際の考え方について書かれた部分です。

TPOを考えて、何が欲しいかを考えると良いということです。

ただ、TPOは、見えにくい。なかなかわかりにくい。

こういうところを考えるようにして、仮説を立てると、良い仮説を立てやすいということです。

見えにくいところを考えて、仮説を立てるということですね

取り入れたいと思ったこと

仮説を試すこと、検証すること。

仮説を立てたら、試して、検証するというのは、ビジネスでは必要でしょう。

これを増やすことが成功を増やすことにもつながるということです。
(失敗も増えるかもしれませんが。)

ということで、「試して検証」を増やしたいですね。

あわせて読みたい

『ぼくらの仮説が世界をつくる』佐渡島庸平

ぼくらの仮説が世界をつくる

ぼくらの仮説が世界をつくる

  • 作者: 佐渡島庸平
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2015/12/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

www.biztikara.com

こちらの本も、仮説の立て方について書かれています。

編集者、佐渡島庸平氏が、どのようなことを気をつけて、仮説を考えているか。

仮説の立て方に興味がある方は、読んでみてください。

『正解が見えない課題を圧倒的に解決する 超仮説思考』高野研一

正解が見えない課題を圧倒的に解決する 超仮説思考

課題を解決するための、仮説思考。

その仮説の立て方について書かれています。

筋の良い仮説をどうやって立てるか?

このあたりに興味がある方は読んでみてください。

おすすめ度

  ★★★★☆

  仮説を立てるための方法について書かれています。
  筋の良い仮説を立てることができると良いですよね。
  仮説の立て方を知りたい方に、参考になると思います。

おすすめしたい方

仮説思考をしたい方。
経営者。

『正解が見えない課題を圧倒的に解決する 超仮説思考』高野研一

正解が見えない課題を圧倒的に解決する 超仮説思考

正解が見えない課題を圧倒的に解決する 超仮説思考

  • 作者: 高野研一
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2016/08/26
  • メディア: Kindle版
 

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