⇒『ビジネス・クリエーション! ---アイデアや技術から新しい製品・サービスを創る24ステップ』ビル・オーレット
ビジネス・クリエーション
マサチューセッツ工科大学(MIT)で起業家教育を担うマーティン・トラスト・アントレプレナーシップ・センターのマネージング・ディレクター、ビル・オーレット氏の著書です。
起業に必要なステップについて書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「ペルソナの優先事項を理解したら、その要素に焦点を合わせましょう。
「現在」とあなたの製品を購入することによって可能になる「未来」とを可能な限り数量化して比較します。その数値の差が提案する価値になります。」
(p.125)
ペルソナの優先事項を理解する
商品やサービスを購入する人の仮の「モデル」人物を、ペルソナと言います。
そのペルソナが、優先するであろうことを考えてみて、その要素に焦点を当てる。
そして、商品・サービスを購入することで、どのような未来が可能になるかを提案する。購入しないこととの差が、その商品の価値ということです。
ペルソナ以外の顧客リストを作る
「ペルソナだけに着目すると、ビジネスが限定的になり、他の顧客や売る可能性が失われてしまいます。ペルソナのほかに10人の見込み客を想定することは、とても有益です。」(p.134)
ペルソナのほかに10人の見込み客を想定する
ペルソナは、モデルです。
その他に、10人の実在する見込み客を考えると良いということです。
彼らに質問するなどして、商品の購入の可能性などを聞くと、商品の改良などのヒントが得られるということです。
▼取り入れたいと思ったこと
販売プロセスを書き出す。
こういうことが書かれていました。
顧客がどのように購入するのか。そのプロセスを書き出してみる。
そうすることで、いつどこで何をするかがわかりやすくなるということです。
販売プロセスを書き出すということを、取り入れたいと思いました。
アイデアや技術から新しい製品・サービスを創る24ステップ
「アイデアや技術から新しい製品・サービスを創る24ステップ」とあるように本書では、新しい製品やサービスを作って起業するステップが紹介されています。
これからビジネスを創りたい、起業家や経営者の方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法』
クリス・ギレボー(著)
『リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』エリック・リース(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
新しいビジネスを創りたい方。
起業家、経営者。
★『ビジネス・クリエーション! ---アイデアや技術から新しい製品・サービスを創る24ステップ』ビル・オーレット
★【今日の「本をチカラに!」】
ペルソナのほかに10人の見込み客を想定する
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