55歳から やりたいことを全部やるということで、人生の後半において、どんなことを考えながら、行動していくと良いかといったことが書かれています。
『55歳から やりたいことを全部やる!時間術』臼井由妃
目次
第1章 55歳から! 人生が楽しくなる時間術
第2章 時間を無駄にしない! 心がラクになる人間関係
第3章 時間を上手に使う人がやっている学び直し
第4章 時は有限!10年後を見据えた仕事術
第5章 自分時間を大切に!家族関係のリスクマネジメント術
『55歳から やりたいことを全部やる!時間術』ここに注目・言葉・名言
「これまでの私は、「ゴール(目標)」に向かっていかに効率的に突き進むかの戦略を練っていました。それなら、人生後半は「ゴール(最期)」から逆算して考えてみよう。
私は「人生のゴールを100歳」と決め、「最期のときまで仕事をする」「自立し社会に貢献しながらやりたいことを全部やる」という目標を掲げ、そのために「捨てるもの」「始めるもの」「大事にするもの」を定めました。たとえば、次のようなものです。
仕事時間は60歳で5時間、70歳で3時間にする。
土日祝日は完全プライベート。
真の「友だち」は3人いればいい。
何よりも「自分時間」を大事にする。」(p.6)
最後から逆算して考えてみる
人生の後半は終わり・最期を意識して過ごすということはあるでしょう。
そこで何を大切にするのかを考えてみる。
臼井氏は、上記のようなことを大切にしようと考えたということです。
自分は、何が大切なのか考えたいですね。
55歳からの読書
「55歳からの読書は、「知識吸収」から「生き方の投影」と軸足を変化させることを考えましょう。ビジネス書や自己啓発書、歴史書、小説……本には著者の考え方や行動、生き方が投影されています。ゆっくり丁寧に読むという行為を通じて、書き手の「人生を読み取る」。それが読書の新たな目的になります。
そして、役立つ生き方や考え方は自分の人生に活かしたり応用したりする。反面教師になる要素もまた学びとする。本は「人生後半のよき先生」になってくれます。
時間をかけて丁寧に本を読む 「遅読」に切り替えてから、一冊一冊が愛おしく自分の糧になっている。本で学んだことが財産になっていくと、実感しています。」(p.140)
生き方の投影
読書も変えてみるということです。
私は、結構、だいぶ前からこういう読み方をしているところがありますね。
考え方や決断の理由などを知りたくて、本を読んでいるところがあります。
ノウハウや情報はネットでも得られますが、意外と、意思決定などの部分や考え方は、ネットでは書かれていないことが多いと思います。
逆に、本や読書では、こういうところが参考になることが多いです。
ノウハウは状況が同じであれば、うまくいきますが、状況が異なればうまくいきません。
考え方は、発想法などと近いので、状況が変わっても、対応しやすいので、そういう意味でも参考になります。
取り入れたいと思ったこと
「道楽ビジネス」を見つける(p.216)
趣味や自分が楽しいことからビジネスにつながるということがあります。
これを見つけておくと、楽しみながら、仕事なのか趣味なのかわからないようなことができるということです。
見つけたいですね。
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『やりたいことを全部やる! 時間術』臼井由妃 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ
やりたいことをやるには、何は無くとも、時間が必要ですよね。
時間がないと、できません。
そんなやりたいことをやる時間を作るにはどうすると良いのか。
その考え方や方法が書かれています。
考え方を取り入れて、自分に合った方法に変えていって、時間を作りたいものですね。
『55歳から やりたいことを全部やる!時間術』臼井由妃
おすすめ度
★★★★☆
55歳からということで、人生の後半でどのように考えて生きていくのかといったことが書かれています。
どのようなことを大切にするかなどを考えたい方が読まれると、参考になることが見つかると思います。
おすすめしたい方
人生の後半をどう過ごすか考えたい方。
ビジネスパーソン。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
最期から逆算して考えてみる
人生の後半を考えていますか