『全員で稼ぐ組織』森田 直行
アメーバ経営
京セラのアメーバ経営。
その手法について書かれています。
『アメーバ経営』とあわせて読まれると、参考になると思います。
▼ ここに注目 ▼
「自分たちが稼ぎ出した利益が毎月数字で目の前に示されれば、それを何とかしてよくしたいと思うのは、人間の持って生まれた性分かもしれません。大事なのは数字が正確でかつ、すぐに出てくること。出てくる数字がいい加減だったり、出てくるまでに長期間を要したりしたら、誰も数字をよくしようとする意欲など湧きません。」(p.28)
利益を数字ですぐに把握する
アメーバ経営では、利益を数字ですぐに把握できるようになっています。
自分たちがいくら利益を稼いでいるのか把握できる、と改善しようという気になる。
アメーバ経営をうまく導入できれば、利益が改善する大きな理由です。
自分の行動が何につながっているか
自分の仕事や行動が、どんな結果につながっているか。
これがわかれば、改善しようという気にもなるでしょう。
逆に言えば、何につながっているかがわからなけば、改善しようという気にならないというか、わからないのでできません。
では、どうやってアメーバ経営では、そのあたりをやっているのでしょうか。
知りたい方は、本書などを読んでみてください。
▼取り入れたいと思ったこと
利益を改善するための仕組み。
それがアメーバ経営のやり方なのだと思います。
利益を見える化する。まずは、こういうところから始める必要がありますね。
全員で稼ぐ組織
著者の森田氏は、元京セラ副会長で、JALグループの再建に参画された方ということです。
アメーバ経営についてわかりやすく解説されています。
JALなどの事例とともに書かれているのでわかりやすいです。
アメーバ経営を知りたい方が読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
▼ あわせて読みたい ▼
『アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役』稲盛和夫(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
アメーバ経営を知りたい方。
経営者。
★『全員で稼ぐ組織』森田 直行
★【今日の「本をチカラに!」
利益を数字ですぐに把握する
⇒ 自分の行動が何につながっているか