『伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール』
高橋 佑磨,片山 なつ
よい資料を作るためのレイアウトのルール
資料作成。
プレゼンなどで資料を作成するというのはありますよね。
本書では、伝わる資料のデザインの基本について書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「デザイナー(志望の人)向けのデザインの教科書や解説書はたくさんありますが、デザイナーではない社会人や教育者、研究者向けのデザインの教科書はほとんどありません。」(p.003)
デザイナーでない人向けのデザインの教科書
デザイナー向けの教科書、解説書。
大型書店に行くと、そういうコーナーがあったりします。
しかし、社会人向けのデザインの教科書はあまりありません。
ということで、本書では、資料作成のデザインのルールをわかりやすく紹介されています。
個性的な書体は避ける
「プレゼンやその他諸々の書類を作るときには、資料の目的に合った書体を選ぶ必要があります。ポップ体などの個性的な書体はビジネスの場では不向きなことが多いので、できるだけシンプルな書体を選びましょう。」(p.016)
書体はシンプルな書体を
ビジネスの資料では、ポップ体などの個性的な書体は浮いてしまいます。
まずは、シンプルな書体を使う。
基本的な話ですが、こういうことも大切でしょう。
目的に合ったデザインをする。
こういうことのわかりやすい例だと思います。
Officeでとくに注意すべき5つのポイント
「Officeソフトで資料を作成していて、よくやってしまうミスは、「余白が足りない」、「揃っていない」、「フォントがよくない」、「行間が狭い」、「文字に強弱がない」の5つです。」(p.141)
見やすくする
Officeのデフォルトの設定は、デザインとしては、あまり見やすくありません。
だから、上のような5つのポイントを押さえて、改善する。
こういうことが必要ということです。
伝わるデザインの基本
伝わる資料を作るときのデザインの基本について書かれています。
見た目をどうすると良いのか。なかなかわからないのではないでしょうか。
ビジュアルとともに書かれているので、わかりやすいです。
伝わる資料のデザインを知りたい方が読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
▼ あわせて読みたい ▼
『プレゼンは資料作りで決まる!』天野 暢子
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
伝わる資料を創りたい方。
ビジネスパーソン。
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高橋 佑磨,片山 なつ
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