『新版 あたらしい戦略の教科書』酒井 穣
戦略の教科書
戦略の教科書ということで、戦略の基本について書かれています。
『あたらしい戦略の教科書』の新版なので、加筆されています。
とくに、戦略の実行部分について、加筆が多くなっています。
▼ ここに注目 ▼
「「戦略とは、現在地と目的地を結ぶルート」にたとえることができます。
つまり、「戦略」とは、いわば「旅の計画」なのです。」(p.27)
戦略は、旅の計画
戦略とは何か?なかなかわかりにくいことだと思います。
旅の計画。
こう考えると、理解しやすいですね。
よいアイデア
「よいアイデアが生まれるのも、「先に優れた目標があって、それを絶対に達成したいというモチベーションがあればこそ」であって、放っておいたらアイデアが出てきたというわけではないという点には注意が必要です。」
(p.124)
目標に到達したいと思うからアイデアが出る
目標があって、そこに到達したいと思うからアイデアが出る。
こういうことですね。
目標もなく、良いアイデアが浮かぶ。
そういうことは、ほとんどないでしょう。
目標が先ということですね。
▼取り入れたいと思ったこと
変化の必要性をわかってもらうには、変化の先に希望があるということを伝えること。
変わりたくない。そういう人も、希望があるとわかれば、変わろうと思いやすいでしょう。
新版 あたらしい戦略の教科書
戦略。
理解しにくいことの一つではないでしょうか。
戦略をどうやって考えるか、実行するか、こういうことが書かれています。
戦略の基本的なことを知りたい方が読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
▼ あわせて読みたい ▼
『カール教授のビジネス集中講義 経営戦略』平野 敦士 カール
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
戦略について考えたい方。
経営者。
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戦略は、旅の計画
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