すぐ動けない。そういう人は多いのかもしれません。
そして、すぐ動きたいと考えている人も多いのかも。
本書では、すぐやる人はどのように考えているかということが書かれています。

- 『すぐやる人の頭の使い方 やる気に頼らず物事をシンプルにとらえる43のコツ』鈴木 進介
- 『すぐやる人の頭の使い方』のここに注目・言葉・名言
- たたき台です
- 取り入れたいと思ったこと
- あわせて読みたい
- 『すぐやる人の頭の使い方 やる気に頼らず物事をシンプルにとらえる43のコツ』
- 今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
『すぐやる人の頭の使い方 やる気に頼らず物事をシンプルにとらえる43のコツ』鈴木 進介
目次
プロローグ やる気?モチベーション?あったらいいけど、なくても大丈夫!
第1章 すぐやるための「準備体操」で頭の使い方を知ろう(やる気に頼るのは「神頼み」と同じ;すぐやれない人は「ノウハウ」を求め、すぐやる人は「マインド」から変える ほか)
第2章 すぐやる人の「思考パターン」を自分の中にストックしよう(「どうなりたいか」というゴールのイメージを整理する;ときにはハッピーな妄想で頭の中を満たして楽しむ ほか)
第3章 頑張らなくてもすぐやれる「思考ルーティン」を持とう(やる気はなくても「1分だけ」やりきる;コントロールできないことを嘆いて立ち止まらない ほか)
第4章 どうしてもすぐやれないときは「環境」を整えよう(うまくいかないときは環境を5W1Hで見直してみる;「スタート期限」を設ければ目の前のことに集中できる ほか)
エピローグ すぐやる思考法で誰でも今日から変われる
『すぐやる人の頭の使い方』のここに注目・言葉・名言
「何かを「すぐやる」ために、やる気やモチベーションは必ずしも重要ではありません。本当に大事なことは、ほかにあります。
それは「小さな一歩目」を見つけることです。
「小さな一歩目」とは、やる気やモチベーションに頼らなくても、すぐできる行動のこと。
・仕事をしたい→「パソコンの電源を入れる」
・企画善をつくりたい→「パワポを立ち上げる」
・ランニングをしたい→「ウェアを着る」
矢印のあとに続くカギカッコ内の行動が、すぐにできる「小さな一歩目」です。
気乗りしなくても、何なら体調が悪くても、すぐできるようなこと。それが「小さな一歩目」です(でも、体調が悪いときにランニングはしないでくださいね)。
この「小さな一歩目」さえ見つけることができれば、すぐやる人になるのは、じつは簡単です。
では、その「小さな一歩目」をどうやって見つけたらいいのか。
それは、日頃から「頭の中を整理してシンプルにしておく」ことです。」
(p.16-17)
小さな一歩目
あまり考えなくても、できることを最初の一歩にしておくと、動きやすいということです。
考えるというのは、意外と大変だったりしますよね。
それを、いきなりやろうとしても、なかなか動けなくなってしまう。
だから、そこまで考えなくてもよい「小さな一歩目」を見つけておいて動きやすくしておくと良いということです。
たたき台です
「「たたき台です」というだけで、動く不安はぐっと減る
完璧を目指すと動けなくなる
「企画書を提出してといわれるたびに胃が痛くなるんです」
そう話してくれたのは、知り合いの女性です。彼女は、責任感が人一倍強い人で、「完壁な企画書を出さなければ」と考えるあまり、毎回の企画書提出時にプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。
でも、あるとき、彼女が笑顔で話しかけてきてくれました。ある日、上司から「たたき台で大丈夫だからね」といわれて、肩の力が抜けたのだそうです。「たたき台という言葉だけで、こんなにとらえ方が変わるなんて。楽しみながら書けるようになりましたし、すぐ提出できました」と、教えてくれました。
「たたき台」という言葉は、すぐ動けない不安を軽くしてくれる「魔法のスイッチ」です。なぜなら、失敗を恐れる気持ちや羞恥心を和らげてくれるからです。
「完璧にしないと」と気負いすぎると、ストレスやプレッシャーがかかります。」
(p.70-71)
まずはできるところから
これも同じような考え方ですよね。
いきなり完璧を目指すのもありですが、現実的には、難しいところがあります。
だから、まずはできるところから。
そこからブラッシュアップしていく。
このように考えると、動き出しやすいですよね。
取り入れたいと思ったこと
「結果はコントロールできないが、自分の行動はコントロールできる
行動を起こす前から「失敗するかも」「どうせうまくいかない」と私たちは悲観的に考えがちです。けれども、結果を事前に正確に当てることはできませんし、結果をコントロールすることもできません。
ならば、コントロールできる「行動」のほうを大事に考えるほうがいいでしょう。動き出す前から結果を過剰に気にすると、行動が止まってしまいます。」(p.102)
結果はどうなるかは、究極的にはやってみないとわかりません。
だから、行動をどうするかを考える。
もちろん、自分の行動ですらままならないこともあります。
それでもというか、それだからこそ、自分の行動に集中する。
うまくいくように考えて、行動する。
その上で、結果は結果と受け止めるということですよね。
あわせて読みたい
こちらもすぐやる人になるコツが、37個紹介されています。
すぐ動けるようになりたい方が読まれると、参考になることが見つかると思います。
『すぐやる人の頭の使い方 やる気に頼らず物事をシンプルにとらえる43のコツ』
おすすめ度
★★★★☆
すぐやる人の考え方などが書かれています。
すぐ動きたい人が読まれると、参考になることが見つかると思います。
おすすめしたい方
すぐに動きたい方。
ビジネスパーソン。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
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