『経営理論大全 すぐに使える最強のビジネスセオリー』
ジェームス・マクグラス,ボブ・ベイツ,平野敦士カール(監修)
経営理論
『経営理論大全』ということで、経営理論についてまとめられています。
リーダーシップ、マネジメント、品質、権限などについて、簡潔にまとめられています。
▼ ここに注目 ▼
モス・カンターとチェンジ・マスター
「モス・カンターによると、効果的なチェンジ・マスターは、まず手順ではなく結果が重視されるタスクに焦点を当てるべきだ。次に、人々をチームに編成し、それぞれのチームに最終製品の自分たちの担当部分に対して完全に責任を持たせる必要がある。そして最後に、関与する人々の価値を尊重する雰囲気を築く必要がある。」(p.150)
チェンジ・マスター
変革のマスター。チェンジ・マスターには、こういったステップで進めると良いということです。
これらのステップができると、変革を成し遂げやすい。
こういうことですね。
パレートの法則
「パレートの法則は、おそらくマネジャーが知り得るもっとも有益な理論だろう。なぜか?それはマネジャーのしごと料を大幅に減らすために利用でき、きわめて幅広い状況で使えるからだ。」(p.232)
80対20の法則
結果の8割は、原因の2割から来ている。
こういう法則を、その発見者からパレートの法則と言います。
このパレートの法則は、マネジャーにも有益ということです。
つまり、大切なことに力を入れようということです。
そして、大切なことが何かを知るのに、理論を使ってみると良いというわけですね。
▼取り入れたいと思ったこと
品質の管理について、クロスビーのマチュリティ・グリッドというものが紹介されていました。
5つの段階があるということです。
このあたりを意識して、品質や質を上げていけると良いと思ったので、取り入れたいと思いました。
経営理論大全 すぐに使える最強のビジネスセオリー
経営理論大全ということで、数多くの経営理論が紹介されています。
簡潔にまとめられています。
さらに詳しく知りたい方は、ここからその内容についての本を読んでみると良いでしょう。
経営理論を俯瞰したい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す
方法』エド・キャットムル,エイミー・ワラス
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
経営理論を知りたい方。
経営者。
★『経営理論大全 すぐに使える最強のビジネスセオリー』
ジェームス・マクグラス,ボブ・ベイツ,平野敦士カール(監修)
経営理論大全 すぐに使える最強のビジネスセオリー (朝日新聞出版)
- 作者: ジェームス・マクグラス,ボブ・ベイツ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2015/08/20
- メディア: Kindle版
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