『楽天流』三木谷 浩史
楽天流
楽天流ということで、楽天の流儀を、三木谷浩史氏が書かれています。
楽天が、社内公用語を英語にしたのはなぜなのか、などがわかります。
▼ ここに注目 ▼
「成功への道が開かれるかどうかは最終的にはエンパワーメントと指標の組合わせにかかっている。多くの企業は職場をエンパワーメントして会社が混乱に陥ったり、社員が自由な環境に乗じて仕事を怠けたりすることを危惧している。
しかし、僕の経験からいえば、最高の人材を確保しておきたいのであれば、職場にエンパワーメントは不可欠だ。」(p.60)
エンパワーメント
社員のエンパワーメント。
社員が、自分で考えて動いて働けるようにする。これが大切ということです。
これができると、社員は、活躍するようになる。その結果、会社が成長する。
だから、成功には、社員のエンパワーメントが大切ということです。
企業買収
「どうして僕は企業買収に興味を持つのか?それは、僕がそこに金銭以上の価値を見いだしているからだ。特に買収を進める過程で生まれるコラボレーションとエンパワーメントには大きな価値がある。」(p.107)
企業買収の価値
単に金銭的な価値だけではなく、コラボレーションによる価値と、お互いが力をより発揮できるようになるということによる価値を、企業買収に感じているということです。
買収によって、1×1以上の価値が出るということでしょう。
そうだとしたら、たしかに、企業買収の価値があると思えます。
だから、楽天は、企業買収を進めるのでしょうね。
▼取り入れたいと思ったこと
目標を定めることの大切さが書かれています。
目標を定めれば、情報が集まりやすくなるなど、速く到達しやすくなる。
一方で、目標を定めなければ、迷って時間ばかりかかる。
そういうことでしょうから、やはり目標を定めたいですね。
楽天の流儀
楽天がどのような価値観で仕事をしているのか。
そういうことが書かれています。
楽天流の仕事のやり方をを知りたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『成功の法則92ヶ条』三木谷浩史(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
楽天から学びたい方。
経営者。
★『楽天流』三木谷 浩史
★【今日の「本をチカラに!」】
成功には、社員のエンパワーメントが大切
⇒ 社員が、自分で考えて働けるようにしていますか?