『ペンタゴン式目標達成の技術 一生へこたれない自分をつくる』カイゾン・コーテ
本の目次
第1講 鼻から吸って口から吐く―呼吸
第2講 1日10分、一人だけの時間をつくる―瞑想
第3講 あなたはどのような人間か知ろう―認知
第4講 「自分が何を知らないか」を知る―知識
第5講 ペンタゴンは肥満を許さない―健康
第6講 自分の限界を超える技術―自律
第7講 72時間ですべてが解決できる―時間
目標達成
目標達成にも技術がありますよね。
本書は、米国国防総省(ペンタゴン)キャリアで、アメリカ空軍少佐のカイゾン・コーテ氏がペンタゴン式の目標達成の技術について書かれています。
呼吸で心拍数を変える
「最高の状態を保てる範囲に心拍数を収めることで、格段にピーク・パフォーマンスを実現しやすい心身状態をつくることが可能になります。そしてこのタクティカル・ブリージングを使って、身体に働きかけると、驚くほどに心拍数がこの値の中にピタリと収まるのです。」(p.040)
呼吸で、ピークパフォーマンスを
呼吸によって、心拍数が変わり、心拍数が安定することで、自分のパフォーマンスを最高の状態で発揮できる。
こういうことだそうです。
そしてそのような呼吸法として、「タクティカル・ブリージング」というものが紹介されています。
基本的には、深呼吸のようなものです。
やり方を詳しく知りたい方は、本書を読んでみてください。呼吸で、パフォーマンスをマネジメントする。これが、目標達成に役立つということですね。
日誌を書くことで、生活のパターンを知る
「人にはそれぞれ、日々の生活パターンというものがありますが、日誌をつけることで、自分がどのように生活しているか認知し、分析することが可能になります。
正しく分析ができれば、そこから得られる気づきを元に、パターン化した行動様式そのものを修正し、新たなパターンに変えることも可能になるということです。
日誌は朝晩、記録するのがベストです。1計画、2記録、3分析、の三要素を記録するようにしてください。」(p.098)
新しいパターンを作る
生活のパターンを知ること。そして、このパターンを、目標達成に合わせること。
これができると、目標達成はしやすくなりますよね。
そのためには、日誌を書いて、生活のパターンを知ることからということです。
記録をして、分析して、変えていく。
こういうことですね。
わたしも、こういうことをやっていますが、まずは記録からですね。
取り入れたいと思ったこと
本書の最後に、エクササイズがいくつか紹介されていました。
エターナル運動といったあまり知られていないのではないかという運動などが紹介されています。
運動能力を維持することも、目標達成には必要ですよね。ということで、取り入れたいと思いました。
あわせて読みたい
『行動の科学——先送りする自分をすぐやる自分に変える最強メソッド』
マイケル・ボルダック
行動の科学――先送りする自分をすぐやる自分に変える最強メソッド
- 作者: マイケル・ボルダック,高野内謙伍,吉田裕澄
- 出版社/メーカー: フォレスト出版株式会社
- 発売日: 2015/12/06
- メディア: 単行本
『行動の科学—先送りする自分をすぐやる自分に変える最強メソッド』 - ビジネス書をビジネスのチカラに
こちらは、先送りしてしまう自分を変えるための方法について書かれています。
目標を立てたはいいが、先送りしてしまう。
そんな人が読むと、ヒントが得られる一冊ですね。合わせて読んでみてください。
『ペンタゴン式目標達成の技術 一生へこたれない自分をつくる』カイゾン・コーテ
目標達成にも技術があります。
本書では、米国国防総省(ペンタゴン)の目標達成の技術が書かれています。
そこまでむずかしいことは書かれていませんが、参考になることでしょう。目標達成の方法を知りたい方が読まれると良いですね。
おすすめ度
★★★★☆
米国国防総省(ペンタゴン)の目標達成の技術が書かれています。
むずかしいことは書かれていません。あとは、実践してみるということですね。
目標達成の技術を身につけたい方が読まれると参考になると思います。
おすすめしたい方
目標を達成したい方。
ビジネスパーソン。
『ペンタゴン式目標達成の技術 一生へこたれない自分をつくる』カイゾン・コーテ
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
呼吸で、ピークパフォーマンスを
呼吸を意識していますか?