『くじけない自分のつくり方』ポール・マギー
くじけてしまう自分をどうするか?
嫌なことなどがあって、くじけてしまう。そういうことはあるでしょう。
しかし、ちょっとしたことでくじけてしまうというのだと、前に進むのに時間がかかってしまうことでしょう。
本書は、くじけない自分のつくり方ということで、折れにくい自分をどう作るかということが書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「自信とは、自己不信と無縁の心理状態を指すのではない。
自信とは、自己不信に打ち勝つ強い精神力のことである。」(p.50)
自信とは、自己不信と無縁ということではない
自信とは何か?
なかなかむずかしいことでしょう。
自信があると、能力を発揮しやすいと言われています。
ただ、自信とは何かがわかりにくいです。
あまり考えすぎないで、やってみてから考えるというぐらいが良いのかもしれませんね。
緊張すること
「自信があるというのは、緊張しないことではない。
緊張を乗り越えることによって自信が生まれるのだ。」(p.171)
自信と緊張
緊張の反対は、リラックスでしょうね。
なので、自信と緊張はあまり関係はないのではないでしょうか。
緊張しているのは、自信がないというよりも、目標に対してがんばろうという気持ちの現われだと思います。
行動していくことで、自信がついていく。そういうことですね。
取り入れたいと思ったこと
自分が自分の親友になるための7つの秘訣が紹介されていました。
1 自分の欠点を受け入れる
2 自分にもう少し思いやりを持つ
3 自分に投げかける言葉を改善する
4 自分の人生の主導権を握る
5 自信がつくまで待つのをやめる
6 自分への批判を検証する
7 自分の成功体験を思い出す
詳しいことを知りたい方は、本書を読んでみてください。
自分が自分の敵にならないように、自分が自分の親友になるように、こういったことを考えてみると良さそうですね。
あわせて読みたい
『プレッシャーなんてこわくない──誰でも本番で勝てるメンタル強化術』
ヘンドリー・ウェイジンガー,J・P・ポーリウ=フライ
プレッシャーなんてこわくない──誰でも本番で勝てるメンタル強化術
- 作者: ヘンドリー・ウェイジンガー,J・P・ポーリウ=フライ,高橋早苗
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/11/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
実力が発揮できる人は、プレッシャーにうまく対処できている プレッシャーを感じない人は、ほとんどいないということです。 その上で、実力を発揮できる人は、プレッシャーにうまく対処できているとのこと。 そして、そのための方法もあるということで、その方法が本書では紹介されています。
『プレッシャーなんてこわくない──誰でも本番で勝てるメンタル強化術』 - ビジネス書をビジネスのチカラに
プレッシャーとどう向き合うか。
これは、本番で実力を発揮するには大切でしょう。
本書と合わせて読んでみると、メンタルの鍛え方がわかると思います。
『くじけない自分のつくり方』ポール・マギー
くじけてしまう。
だから、くじけない自分をつくる。と考えるよりも、やりたいことをやると考えるほうが良いようには思います。
自分との向き合い方を知りたい方が読まれると、参考になることが見つかることでしょう。
おすすめ度
★★★★☆
くじけることが気になる。自分に自信がない。
そういう方が読まれると、参考になると思います。
くじけない自分のつくり方がわかります。
おすすめしたい方
くじけにくい自分になりたい方。
ビジネスパーソン。
『くじけない自分のつくり方』ポール・マギー
今日の「ビジネス書をチカラに!」
自信とは、自己不信と無縁ということではない
⇒ 自信がなくても、できる方法はないか?