『社外プレゼンの資料作成術』前田 鎌利
社外のプレゼン
社外におけるプレゼン。相手の決断を促すようなプレゼンをしたいものですよね。
本書では、そんな社外プレゼンをできるようにするための資料作成術について書かれています。
わかりやすいので、実践しやすいと思います。
ここに注目・言葉・名言
「社外プレゼンはロジックだけでは足りません。」(p.32)
「しっかりとしたロジックをベースにしながら、聞き手の「感情」に訴える
構成を考える必要があるのです。」(p.32)
共感→信頼→納得→決断
「共感→信頼→納得→決断」という4つのステップを踏んだ構成にする。
こうすることで、ロジックだけではなく、感情を動かすストーリーができるということです。
さらに詳しいことを知りたい方は、本書を読んでみて欲しいのですが、共感から始めるというところがポイントですね。
ポジティブ情報は「青」色で、ネガティブ情報は「赤」色で
「プレゼン資料全体を通して、「機会損失0」「コスト削減1/10」などポジティブな情報は「青」、「機会損失」「紙カタログ更新苦」などネガティブな情報は「赤」に統一するのです。」(p.72)
情報によって文字などの色を統一する
これは、わかりやすいですね。
見る側にとって、すぐにイメージできると思います。
そして、資料を作成するときに、すぐにできることでもありますね。
これは、やっておきたいところです。
取り入れたいと思ったこと
「キラーフレーズ」を7回以上繰り返すことが大切ということです。
資料と口頭で合わせて7回以上繰り返すと、相手の記憶に残りやすいということです。
これも、取り入れたいですね。
あわせて読みたい
『TEDトーク 世界最高のプレゼン術 【実践編】』ジェレミー・ドノバン
何をすべきかが伝わるように 伝えたいアイデアがあって、それを伝えた。 その次に、何をしたら良いのかがわかるように、行動を伝える。 これが大切ということです。 「Whyから始めよ」 こういうキャッチフレーズがあれば、何をしたら良いかわかりますよね。
『TEDトーク 世界最高のプレゼン術 【実践編】』ジェレミー・ドノバン - ビジネス書をビジネスのチカラに
TEDのプレゼン。こちらも、納得感は高いですし、共感もありますよね。
プレゼンの改善の参考に合わせて読んでみると良いですね。
『社外プレゼンの資料作成術』前田 鎌利
プレゼン資料。
わかりやすくて、共感ができてロジカルなものができると、説得力が増しますね。
そんな社外向けのプレゼン資料を作成したい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめ度
★★★★☆(★4.3)
社外向けのプレゼン資料の作成術について書かれています。わかりやすいです。
押さえるところがわかるので、実践しやすいと思います。
社外プレゼン資料の作成術について知りたい方は読んでみてください。
おすすめしたい方
社外プレゼンの資料を作成したい方。
ビジネスパーソン。
『社外プレゼンの資料作成術』前田 鎌利
今日の「ビジネス書をチカラに!」
共感→信頼→納得→決断
⇒ 感情も動かすストーリーにしていますか?