『たった3行! 心を添える一筆せん。』臼井由妃
『たった3行! 心を添える一筆せん。』の目次
はじめに たった一枚の「一筆せん」で、心が通い合う
プロローグ 「一筆せん」で、おもてなしの心を届けよう
第1章 ビジネスで「素敵な女性」と思われるコツ
第2章 好感度抜群の営業につなげるコツ
第3章 職場の人間関係がよくなるコツ
第4章 大切な人の心に寄り添うコツ
第5章 家族との絆が深まるコツ
第6章 心地よい人間関係をつくるコツ
第7章 自分を元気にするコツ
おわりに 言葉には、人の「想い」が込められている
一筆せん
物を送ったりするときなどに添える、一筆せん。
本書では、その書き方について、臼井由妃氏が書かれています。
ちょっとしたコツを知って、一筆せんの書き方がわかる本です。
心を添える一筆せん。ここに注目・言葉・名言
「相手が読んで気持ちがよくなるには、美味しい言葉は少しでいい。
そのほうが余韻が効いてくる。
多すぎる言葉を減らしたほうが、言葉に重みが増すのです。
すると何度も読み返したくなりますし、そのたびに笑顔があふれ心豊かになります。」(p.28)
少ない言葉で多くのことを伝えるコツ
少しの言葉で伝える。
簡潔に伝えるということですね。
あまり饒舌になる必要はないということです。
ちょっとした言葉、飾らない素直な言葉を書く。
これで良いということですね。
心を添える一筆せん。漢字を減らす
「漢字を減らしひらがなを多く使うと、距離が近づいてくる。親しみを覚えるのです。
「衷心より感謝する所存です」というのは、気持ちが遠ざかる一方です。
「心より感謝いたします」や「誠に有難うございます」でも、距離があります。
「有難うございます」で近づき、「ありがとうございます」で、もっと親しくなるのです。」(p.31)
漢字を減らして、ひらがなで書く
漢字が多い文章は、読みたくない感じになりますよね。
あれは、堅苦しい感じになるからなのか、情報が多すぎるからなのか。
いずれにしても、ちょうどいい量の漢字を使うというか、ひらがなで書けるところは、ひらがなで書くと読みやすいですし、親しみも持てるのでしょうね。
このあたりは、感覚的な問題ですが、多すぎず少なすぎずが、文章としては、読みやすいのだろうと思います。
取り入れたいと思ったこと
PRの文章も、一筆せんがうまくなると、うまく書けるというようなことも書かれていました。
短い文章で、わかりやすく、インパクトがあるようなことを書けるようになるというのはありそうですね。
Twitterなどにも通じるところがあると思います。
あわせて読みたい
『心が通じる ひと言添える作法』臼井由妃
『心が通じる ひと言添える作法』臼井由妃 - ビジネス書をビジネスのチカラに
ちょっとしたひと言。
そこで心が通じたりすることもありますよね。
本書では、ひと言添える作法について書かれています。
ちょっとしたひと言を添えたい方が読まれると、参考になると思います。
『たった3行! 心を添える一筆せん。』臼井由妃
一筆せんの書き方について書かれています。
一筆せんの書き方のコツを知りたい方が読まれると参考になりますね。
おすすめ度
★★★★☆
一筆せんを添える。そんな方に、一筆せんの書き方がわかります。
臼井由妃氏が、自身が実践している、一筆せんの書き方を書かれています。
ちょっとした心を添えられる一筆せんの書き方を知りたい方に、参考になります。
おすすめしたい方
一筆せんを書きたい方。
ビジネスパーソン。
『たった3行! 心を添える一筆せん。』臼井由妃
たった3行! 心を添える一筆せん。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
漢字を減らして、ひらがなで書く
少ない言葉で伝えていますか?