『時間資本主義の到来: あなたの時間価値はどこまで高められるか?』
松岡 真宏
時間資本主義
時間が大切。
働いている人であれば、たいてい感じていることではないでしょうか。
そんな時間を経済学的に見てみるとどうなるかということが、本書では書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「時間資本主義の世界で、人々は「時間価値」という観点から、商品やサービスを選ぶというようになる。私たちは今後、なにをするにも時間という概念から逃れることはできない。だからこそ、逆説的だが、時間制約という枠組みから、心理的に脱却できるような商品・サービスを求めるようにもなるのだ。」(p.57)
時間の制約から逃れたい
時間は「有限」です。
その制約からなるべく逃れたい。
このために、時間を「買える」ような商品やサービスを購入するようになるということです。
たしかに、時短のために、タクシーに乗ったりしますよね。
時間資本主義時代は「職住近接」が進む
「クリエイティビティの高い人は、本能的に「群れている」ことの優位性を感じているという話を先にした。だからこそ、時間資本主義時代の住居は都市部に集まることになる。家ごと群れているような状況が生まれてくるのだ。」(p.201)
職住近接が便利で時短に
職住近接だと、通勤時間が減ります。
だから、時短になりますよね。
そして、周りにクリエイティブな人が多くいれば、協力することもしやすくなるのではないかと思います。
このため、職住近接が進むということですね。
▼取り入れたいと思ったこと
未来と今をどう考えるか。そんなことも書かれていました。
未来をより良くするために、今を充実させる。
そんな方向が良いだろうと思いました。
方向性を持って、時間を使うと良いのですよね。
時間資本主義の到来: あなたの時間価値はどこまで高められるか?
時間が大切な時代。
そんな時代にあって、どのような行動をすると良いのか。
こんなことを考えるきっかけにすると良い本でしょう。
時間価値を高めるにはどうしたら良いかということを考えたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『仕事のムダを削る技術』こばやし ただあき
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
時間の使い方などを考えたい方。
ビジネスパーソン。
★『時間資本主義の到来: あなたの時間価値はどこまで高められるか?』
松岡 真宏
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
時間の制約から逃れたい
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