『人を立てるとうまくいく――人間関係に悩まなくなる93のコツ』植西聰
人を立てる
人を立てるというのは、どういうことでしょうか。
ちょっとわかりにくいかもしれません。
しかし、人を立てると人間関係がうまくいきやすいということです。
▼ ここに注目・言葉・名言 ▼
「人間関係を良くするためには、相手の自己重要感を高めてあげるテクニックをマスターすることが大切になります。
人を立てることで、自己重要感を高めてあげれば、相手に対して幸福感・満足感・喜びといったものを与えることになるからです。」(p.41)
「ただし、注意したほうがいいことがあります。人を立てる場合、見返りを期待することなく、ただただ無心の愛と善意をもって、誠実な気持ちで、真心をこめて行うことが大切です。」(p.41)
相手の自己重要感を高める
人を立てるというのは、言い換えると、相手の自己重要感を高めるということだそうです。
そして、本書では、その方法などについて書かれています。
人を立てて、相手の自己重要感を高めると、相手が喜んでくれるので、人間関係もうまくいきやすいということです。
しかも、見返りを求めず、誠実にということです。ここは少しむずかしいですよね。楽しみながらできると良いのでしょう。
誠実さ
「人を立てるのが上手な人は違います。
このホテルのスタッフのように、特定の人物を特別扱いしたりしません。
誰に対しても、公平・平等に接します。
すべての人を大切にし、すべての人を敬います。
それは誠実の表れでもあります。
言い換えると、人を立てるためには誠実になることが大切です。」(p.137)
誰に対しても、公平
すべての人を敬って、誠実に対応する。
そういうことが、人を立てるのが上手い人ということです。
ゴマすりとか、誰か一人を特別扱いすることではないということです。
一人ひとり、誠実に公平に対応する。こういうことが大切なわけですね。
▼取り入れたいと思ったこと
「人の役に立てるリスト」を作る。
自分が、人の役に立てることのリストを作ると良いということです。
たしかに、何ができるかわからないと、頼みにくいというのはありますね。
ということで、作ってみようと思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論』
渡辺奈都子(著)
人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論
- 作者: 渡辺 奈都子
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
人を立てるとうまくいく――人間関係に悩まなくなる93のコツ
人を立てる。人間関係で大切。
こう言われても、どうすると良いのか、ちょっとわかりにくいですよね。
本書では、相手の自己重要感をあげる方法について書かれています。
人間関係で悩まなくなるコツがわかるので、人間関係を改善したい方が読まれると良いですね。
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
人を立てることで、人間関係を良くする。
その考え方や方法が紹介されています。
人間関係をどうすると良いのか、その方向などがわかります。
人間関係を改善したい方が読まれると、参考になると思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
人間関係を改善したい方。
ビジネスパーソン。
★『人を立てるとうまくいく――人間関係に悩まなくなる93のコツ』植西聰
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
誰に対しても、誠実
⇒ 誠実に接していますか?