『シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法』
サリム・イスマイル,マイケル・S・マローン,ユーリ・ファン・ギースト,ピーター・H・ディアマンディス
シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法 ビジネスを指数関数的に急成長させる
- 作者: サリムイスマイル,マイケルマローン,ユーリファンギースト
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/08/06
- メディア: Kindle版
飛躍する方法
企業として、飛躍する方法。
本書では、企業が飛躍する方法について書かれています。
急激に成長する企業に必要なことを、シンギュラリティ大学の専務理事などがまとめられています。
ここに注目・言葉・名言
「そのひとつが、私たちが「野心的な変革目標」(Masssive Transformative Purpose、MTP)と名付けたものだ。このほか彼らの内部と外部には、10の特徴がある。飛躍型企業はこうした性質を利用し、指数関数的な成長を達成する。また外部の環境の5つの特徴を表す略語として「SCALE」を、同じく5つの内部構造の略語として「IDEAS」を用意した。」(p.62)
飛躍型企業の特徴
飛躍型企業には、野心的な変革目標、MTPがあり、さらに10の特徴が見られるということです。
内部に5つ、外部に5つ。
これらすべてが必要というわけではないが、少なくとも4つの特徴を備えると、競合他社から一歩抜け出せるということです。
アイデアから起業が成功することはほとんどない
「アイデアから起業が成功することはほとんどない——すでに述べたが、何度繰り返しても足りない。必要なのは、起業チームのあきらめない姿勢と、徹底的に実行する姿勢だ。」(p.202)
あきらめず徹底的に実行する
アイデアがあっても、それだけでは、うまくいかないということです。
例として、グーグルがあげられています。
本書によると、投資家へのプレゼンを350回行っているそうです。
ここまでやって、投資家に売り込んで、資金を獲得できたということです。
350回もプレゼンをしないというか、その前に諦めていたら、今のグーグルはなかったかもしれません。
取り入れたいと思ったこと
アイデアの前に、問題の解決から始めると、その問題を解決する方法を見つければ、ビジネスになるということです。
やはり、問題解決ですよね。
問題解決のための方法を考えたいところです。
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解決策などを思いついたら、そこからどうするか。やはり製品・サービスにしていく必要がありますよね。
そのステップが、わかりやすく書かれているので、合わせて読まれると、製品化などの参考になります。
『シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法』
飛躍型の企業。急成長する企業に共通することについて書かれています。
起業して、飛躍する方法を知りたい。
起業して、飛躍する企業を作りたい。
そういう方が読まれると、参考になると思います。読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆(★4.3)
飛躍する企業の共通点が書かれています。
起業して、飛躍する方法。それがまとめられています。
これから飛躍する企業を作りたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
飛躍する企業を作りたい方。
起業家、経営者。
『シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法』
サリム・イスマイル,マイケル・S・マローン,ユーリ・ファン・ギースト,ピーター・H・ディアマンディス
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あきらめず徹底的に実行する
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