『外資系コンサルの知的生産術 プロだけが知る「99の心得」』山口周
外資系コンサルの知的生産術 プロだけが知る「99の心得」
知的生産術。
外資系のコンサルタントは、いろいろと知っていそうですよね。
本書では、知的生産術の心得について書かれています。
どちらかというとテクニックというよりは、考え方といったところについて多く書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「よい質問は、よいインプットに直結するということです。
インタビューによって「よいインプット」を得るためには、何よりも「よい質問」が必要となります。これは知的生産に従事する人にとってはとても重要なスキルなので絶対忘れないでほしいと思います。」(p.49)
よい質問は、よいインプットにつながる
具体的な質問がよい質問ということです。
そして、そういう質問が、よいインプットにつながるということです。
よいインプットにつながれば、よいアウトプットにもつながりやすいでしょう。
よい質問から、よいインプット、よいアウトプットにつながる。
具体的な質問を考える。
意識して実践したいことですね。
行動を提案する
「知的生産に従事する立場にある人であれば、「常に行動を提案する」という意識を持っておいてほしいと思います。「行動を提案する」というのはつまり「ではどうするべきか?」という問いに対して解答を出す、ということです。」
(p.88)
どういう行動をするか?
インプットもアウトプットも、行動につながらないと、目標達成にはつながらないでしょう。
だから、知的生産では、どういう行動をするか?に対する解答を提案するようにする。
コンサルの姿勢として、こういうことが必要ということです。
当然そうですよね。ここまでやると、目標達成に近づくでしょう。
▼取り入れたいと思ったこと
What、Why、Howの3点セットをまとめる。
何を、なぜ、どうするか。
この3つをそろえて考える、伝える。
そうすると、行動につながりやすい、よいアウトプットになる。
3つをそろえて考えたいですね。
知的生産の心得
本書では、知的生産術のテクニックについても書かれていますが、多くは、心得について書かれています。
考え方、姿勢。
そういうことがわかっていると、知的生産の質が変わってきます。
知的生産術の心得を知って、知的生産の質を変えていきたいところです。
外資系コンサルの知的生産術
外資系コンサルの山口周氏が、知的生産術の心得などについて書かれています。
知的生産を行う前や行う際に、こういうことを知っておくと、知的生産の質が上がる。
そういうことがわかります。
知的生産術の心得などを知りたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法』午堂登紀雄(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
知的生産術の心得を知りたい方。
ビジネスパーソン。
★『外資系コンサルの知的生産術 プロだけが知る「99の心得」』山口周
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
よい質問は、よいインプットにつながる
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