『2040年の新世界: 3Dプリンタの衝撃』
ホッド・リプソン,メルバ・カーマン
- 作者: ホッドリプソン,メルバカーマン,田中浩也,Hod Lipson,Melba Kurman,斉藤隆央
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/12/12
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
3Dプリンタの衝撃<
プリンタの技術を使って、3次元のモノを作ることができる「プリンタ」です。
本書では、2040年ということで、これからの世界で、3Dプリンタが発展していくと、どうなっていくのかということについて書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「3Dプリンティングのキラーアプリ
食品の3Dプリントは、人の食事のとり方や健康管理の仕方を変えるだろう。
デジタル調理が今日のパーソナルコンピューティングと同じくらいに受け入れられるようになれば、家庭の冷蔵庫には、ブラックチョコレートやチキンのバジルソースがけが、冷凍ペーストとしてカートリッジに収められる
ようになる。」(p.247)
3Dプリンタで食事を作る
3Dプリンタで、食事を作れるということです。
そして、これが受け入れられるようになれば、冷凍庫に食べ物を作ることができるカートリッジが保存されるようになるだろうということです。
どうでしょうか。
料理が簡単ということであれば、こういうことも、今後広がっていく可能性もあるのでしょうね。
教室では?
「3Dプリンティングは、教室を変えていくだろうか?答えはイエスだ。では、教室のカリキュラムが突然、劇的に変化することはあるだろうか?これは、ノーだ。」(p.282-283)
学校の授業は変わるか?
3Dプリンタでは、いろいろなモノを作ることができます。
学校で生徒が3Dプリンタで、何かを作る。
そのための授業があったりするかもしれません。
ただ、カリキュラム全体が変わってしまうということにはならないでしょう。
教育も変わる可能性があるのでしょうけれど、すべてではなく一部ということ
でしょうね。
▼思ったこと
他にも医療が変わったり、ビジネスが変わったりするのではないかということ
です。
たしかに、それだけの可能性があります。
ただ、それがどのような形になるのか、いつ大勢が変わるのかは、
まだわからないような気がします。
これから、楽しみな分野ですね。
2040年の新世界: 3Dプリンタの衝撃
3Dプリンタで、これからの世界がどうなっていくのか。
こういうことが、本書では書かれています。
3Dプリンタがこれからどうなっていくのか。
3Dプリンタとこれからの社会に興味がある方は読んでみてください。
▼ あわせて読みたい ▼
『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』クリス・アンダーソン(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
★『2040年の新世界: 3Dプリンタの衝撃』
ホッド・リプソン,メルバ・カーマン