『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す』高城剛

空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す

作者: 高城剛
出版社/メーカー: 集英社
発売日: 2016/03/25
メディア: 単行本（ソフトカバー）

ドローン

ドローンについて、高城剛氏が書かれています。

空飛ぶ小型ヘリ、ドローン。

これが、今後、どうなっていくのか。このあたりに興味がある方が読まれると良いでしょう。

ここに注目・言葉・名言

「IT革命の次に来るのは「ドローン革命」

ドローンを制した国が覇権国家の地位につく

　これまで世界には、技術革新の波が何度か訪れている。200年前に起きた産業革命はじめ、自動車やコンピュータの登場、IT革命などが世の中を変えてきた。
　そして次に来るのは、ドローンを中心としたロボティクス革命だ。」
（p.195）

ロボティクス革命

ロボットがこれから、活躍する時代が来る。

これは言われていたりしますよね。

その中で、ドローンも重要な部分になるということが、書かれています。

どこまでドローンが活躍するのかは、まだ未知数のようにも思います。

ただ、一定の役割を担うことにはなるのでしょうね。

現実世界のグーグル

「3Dロボティクスが目指しているのは、「現実世界のグーグル」になるということなのかな。
A「その通り！」」（p.90）

ネットでできることを現実世界でも

3D RoboticsのCEO、クリス・アンダーソン氏は、現実世界そのものをデジタル化して、インターネットの世界でできることを、現実世界でもできるようにしたいということです。

ドローンで空撮して、位置を特定するといったことができるということなのだろうと思います。

そういったことを駆使して、現実を変えていくということなのかもしれません。

思ったこと

ドローンだけではないと思いますが、ロボットが今後、さらに発展していくのだろうと思います。

その中で、ドローンがどういう役割を果たしていくのか。

本書だけだと、あまりイメージはできなかったのですが、ネットとリアルをつなげる「架け橋」の一つとして、ドローンが今後活躍していくのかもしれません。