『101デザインメソッド ―― 革新的な製品・サービスを生む「アイデアの道具箱」』ヴィジェイ・クーマー
101デザインメソッド ―― 革新的な製品・サービスを生む「アイデアの道具箱」
- 作者: ヴィジェイ・クーマー,Vijay Kumar,渡部典子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2015/02/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
デザインイノベーション
本書では、イノベーション、とくにデザインイノベーションについて書かれています。
イノベーションを起こす。革新的な製品、サービスを生み出す。
その考え方や手法がわかります。
▼ ここに注目 ▼
「どこで戦うか(Where)。
何を提供するか(What)。
どうやって勝つか(How)。
イノベーションで主に目指すのは、組織戦略の核心であるこの3つの問いに答えることだ。」(p.23)
どこで戦うか、何を提供するか、どうやって勝つか
ビジネスの戦略で考えたいことは、こういったものがあります。
その問いに答えることを目指すのが、イノベーションということです。
これらを考えていくと、イノベーションに行き着く。
そう考えても良さそうですね。
規律のとれたイノベーション・プロセスを用いる
「「イノベーション計画」は矛盾した表現ではない。先述の3つの原則を守り展開させながら、しっかりとしたプロセスや反復可能なメソッドでイノベーションを生み出すことは可能だ。それには高度な規律が必要だが、ちゃんと整備すれば、イノベーションの成功率は劇的に高まる。」(p.13)
規律のとれたイノベーション・プロセス
イノベーションというと、創造力ということで、自由にやると良いようなイメージがあるかもしれません。
しかし、それだと、いつイノベーションが生まれるかはわからないでしょう。
だから、決まったイノベーションプロセスを経て、イノベーションを生まれやすくする。
そういうことが可能ということです。
そして、本書では、その方法について書かれています。
▼取り入れたいと思ったこと
イノベーションのプロセスを考える。そして、そのプロセスに沿って、イノベーションを起こす。
こういう方法について、本書では書かれています。
そのプロセスを取り入れたいと思いました。
101デザインメソッド―革新的な製品・サービスを生むアイデアの道具箱
デザインメソッドということですが、見た目のデザインをどうするかという話ではなく、製品、サービスをどうやって生み出すかというデザインの話が書かれています。
イノベーションをどうやって生み出すか。
その方法や考え方が書かれています。
イノベーションを生み出したい方が読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
▼ あわせて読みたい ▼
『コトラーのイノベーション・マーケティング』
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
イノベーションを生み出したい方。
経営者。
★『101デザインメソッド ―― 革新的な製品・サービスを生む「アイデアの
道具箱」』ヴィジェイ・クーマー
101デザインメソッド ―― 革新的な製品・サービスを生む「アイデアの道具箱」
- 作者: ヴィジェイ・クーマー,Vijay Kumar,渡部典子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2015/02/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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規律のとれたイノベーション・プロセスを用いる
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