『「辞めさせない」マネジメント』
従業員が辞めてしまう
新入社員が、3年以内に辞めてしまう。
そんな問題があると言われていますよね。
「辞めさせない」マネジメント。
知っておくと、辞めてしまうということが減るのではないでしょうか。
▼ ここに注目 ▼
「動機付け条件」を知る
「結果を意識して、時には意図的に、相手にとってメリットのあるもの、喜ぶものにコントロールするのが、行動科学マネジメントです。
そのためには、相手が「何をメリットと感じるか?」を知っておかなければなりません。」(p.79)
「動機付け条件」を知る
行動をするのは、メリットがあるから。
だとしたら、相手が何をメリットと感じるかを知ることが必要ですよね。
ここができていないと、相手の行動を動機づけることはできないでしょう。
相手を知るコミュニケーション
「ここでいっているコミュニケーションは、「部下と親しく交流する」という意味ではありません。あえてクールにいえば、あくまでもマネジメントスキルとしてのコミュニケーション。相手の価値観を知るためのものです。
週に3回、5分間くらいでもいいから、デスクで軽く世間話をする。さらにそれとは別に、あらためて月に1回、マンツーマンでじっくる話す機会を持つ。」(p.83)
相手の価値観を知る
相手が何をメリットと感じるか。知るためのコミュニケーション。
お金なのか、働きがいなのか、仕事で成長したいのか。
人によって、メリットと感じることは違ってくるでしょう。
これらを知るには、コミュニケーションが必要です。
そういうコミュニケーションを、仕組みとして持つ。
それが、辞めさせないマネジメントの1つの方法ということです。
▼取り入れたいと思ったこと
仕組みは、やはり大切ですね。
上のようなことも、やったりやらなかったりだと、
成果が出たり、出なかったりでしょう。
仕組みとして作る。
この大切さを改めて認識しました。
「辞めさせない」マネジメント
従業員に辞められないようにする。
そのためのマネジメントの方法について書かれています。
経営者や人事担当者の方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント』石田淳(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
人事担当者。
経営者。
★『「辞めさせない」マネジメント』石田淳
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
相手の「動機付け条件」を知る
⇒ 相手の「動機付け条件」を知っていますか?