『ビジネスパーソンの父が子どもたちに伝えたい21世紀の生き方』
ビジネスパーソンの父が子どもたちに伝えたい21世紀の生き方 (DISCOVER21世紀の学校)
- 作者: 酒井穣
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
21世紀の生き方
子どもに伝えたい、21世紀の生き方。
著者の酒井穣氏が、子どもたちに伝えたい生き方について書かれています。
21世紀の生き方について考えたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ ここに注目 ▼
「人類史の振り返りから見えてくること
こうして人類史を振り返って考えられることは、猿が人間になるためには、
1 優れた言語能力
2 助け合いの精神
3 科学的なものの考え方
4 法律やマナーの順守
5 自らの人生を生きる力
の5つの要素が必要だということです。」(p.040)
猿から人間に
人は、生まれながらに、人ではない。
こういったことを学んで、人間になっていく。
そういうものなのだと思います。
人類の歴史から考えてみると、こうなるということですね。
インターネットの発展によって
「インターネットの発展によって、個人は、世界中の人々をライバルに、仕事をするようになります。そもそも幅広い知識というのは、学校教育でも与えられるものですから、幅広い知識を持っている人材は世界中に多く生まれることになり、ライバルとの差別化要因にはなり得ません。「その他大勢」から抜け出すためには、学校教育を大きく超えて、独自に鍛えた専門性が必要になるのは当然でしょう。」(p.092)
独自に鍛えた専門性が必要になる
今後、独自に鍛えた専門性が必要になる。
グローバル化によって、市場がつながって、ライバルが増える。
その結果、独自性が必要になっていく。こういうことですね。
▼取り入れたいと思ったこと
「結局のところ「心を磨く」とはどういうことかを自分なりに定義して、それを子供に伝えていくべきなのでしょう。」(p.227)
自分なりの定義というよりは、自分で見つけられるようにすることの大切さ
を伝えていくと良いのでしょうね。
ビジネスパーソンの父が子どもたちに伝えたい21世紀の生き方
子どもたちに伝えたい21世紀の生き方。
これからの時代に、どうやって生きていくと良いか、ということが書かれて
います。
21世の生き方を考えたい方が読まれると、参考になると思います。
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『危機とサバイバル――21世紀を生き抜くための〈7つの原則〉』
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▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
21世紀の生き方を考えたい方。
ビジネスパーソン。
★『ビジネスパーソンの父が子どもたちに伝えたい21世紀の生き方』酒井穣
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独自に鍛えた専門性が必要になる
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