ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ

ビジネス書の書評ブログ。ビジネス書の紹介、ビジネス書の名言・言葉などを紹介しています。本の書評・感想レビュー

【メルマガ登録】(無料)まぐまぐ殿堂入りメルマガ  メルマガで読みたい方は、ぜひご登録を!
知識をチカラに
(マガジンID:0000139905) Powered by まぐまぐ
メールアドレス:

 本を書きました。絶賛発売中です!→ 『1つのことを長く続けられる技術』  本の詳細 → 『1つのことを長く続けられる技術』

 
 

『幸せになる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教えII』【書評】


アドラー心理学。

『嫌われる勇気』の続編ということで、『幸せになる勇気』として、アドラー心理学について書かれています。

幸せが、今回はテーマですね。アドラーは、幸せがテーマなので、『嫌われる勇気』でも幸せについては書かれていましたが、今回は、さらにそのあたりについても詳しく書かれています

『幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII』岸見 一郎,古賀 史健

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

  • 作者: 岸見一郎,古賀史健
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016/02/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

◆ミリオンセラー『嫌われる勇気』待望の続編! ◆

3年ぶりに哲人を訪ねた青年が語る衝撃の告白。
それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。
アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。
アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か?
貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!

ここに注目・言葉・名言

「相手の尊厳を守りつつ、関心を寄せていく。その具体的な第一歩がどこにあるか、おわかりになりますか?
青年 なんです?
哲人 これはきわめて論理的な帰結です。「他者の関心事」に関心を寄せるのです。」(p.51)

尊敬の第一歩は、他者の関心事に関心を寄せること

相手を尊敬していない人には、対等に話そうとは思わないでしょう。

だから、他者に関心を向けるというのは大切ですね。

そして、それは、他者が何に関心を向けているのか、他者の関心事に関心を寄せることから始まるということです。

自己承認

「哲人 ほめられることでしか幸せを実感できない人は、人生の最後の瞬間まで「もっとほめられること」を求めます。その人は「依存」の地位に置かれたまま、永遠に求め続ける生を、永遠に満たされることのない生を送ることになるのです。
 青年 ではどうするのです!?
 哲人 他者からの承認をを求めるのではなく、自らの意思で、自らを承認するしかないでしょう。」(p.152)

他者承認と自己承認

人間には、承認の欲求があるといいます。それは、他者からの承認ということだと思います。しかし、ほめられるということで他者からの承認を求めていると、「依存」してしまうことになる。

自分で自分の価値を認める、自己承認。これができると「自立」に至る。こういうことですね。

思ったこと

『幸せになる勇気』では、自立や幸せ、愛といったことが書かれています。

そして、勇気ということも書かれています。ただ、勇気とは何かは、いまいちよくわかりません。

勇気とは、信じることということになるかもしれません。

うまくいくかわからないけれど、信じる。うまくいくとわかっていれば、わざわざ信じると考えるまでもなく、信じているでしょう。勇気も必要ない。信じることと勇気はつながっていそうですね。

あわせて読みたい

『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎,古賀史健

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

  • 作者: 岸見一郎,古賀史健
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/12/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎,古賀史健 - ビジネス書をビジネスのチカラに

■嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え アドラー氏の哲学、考え方などについて、わかりやすく書かれています。 アドラー氏の哲学、考え方などを知りたい方が読まれると、参考になると思います。 読んでみてください。 そして、自分なりに考えてみると、今までとは違ったことが見えてくると思います。

『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎,古賀史健 - ビジネス書をビジネスのチカラに

『幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII』

幸せになるには、どうすると良いのか?幸せとは何か?

わかっていないと、なかなか幸せになることはむずかしいでしょう。『幸せになる勇気』では、アドラーの考える、幸せ、そして、愛や自立といったことについて書かれています。

幸せや人間関係について考えたい方が読まれると、参考になると思います。

おすすめ度

  ★★★★☆(★4.3)

幸せになるには、どうすると良いのか?幸せとは何か?
アドラー心理学の考える幸せについて書かれています。
幸せについて考えたい方は読んでみてください。

おすすめしたい方

幸せになりたい方。
ビジネスパーソン。

『幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII』岸見 一郎,古賀 史健

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

  • 作者: 岸見一郎,古賀史健
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016/02/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

★今日の「ビジネス書をチカラに!」

尊敬の第一歩は、他者の関心事に関心を寄せること

⇒ 他者に関心を寄せていますか?

【感想】『幸せになる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教えII』岸見一郎,古賀史健