⇒『NASA式 最強組織の法則』ロッド・パイル
NASA
NASAは、アメリカの航空宇宙局です。
アメリカの宇宙開発を担う機関です。
本書では、そのNASAの組織としての考え方などについて書かれています。
▼ ここに注目 ▼
自分のコントロールを超えた力に阻まれながら、革新的な計画を進める方法
「外部の介入を待たねばならないこともあるが、自らのイノベーションを素早く進める準備を整えておく」(p.041)
革新的な計画を進めるには?
周りの協力が得られるかどうかわからない状況で、革新的な計画を進める。
そのためにどうするか?
準備を整えておく。
当たり前のように思えますが、いつでもできるようにしておくというのは大切でしょう。
だから、準備しておく。そうすれば、計画を公式に進めることになっても、うまく進めやすいでしょうから。
反発する人に対応するには?
問題を解決しようという試みにむやみに反発する、権力を持つ立場の人に対応するには?
「最も能力の高い最高の人材を採用する。反対勢力には、誠実さ、正直さ、そして事実をもって対応する。態度の変化を促し、不合理な抵抗を乗り越える。」(p.119)
反対勢力には、誠実さ、正直さ、事実をもって対応
何か新しいことをする際には、理由は何であれ、反対する人が出てくるものでしょう。
そういう反対勢力には、誠実さ、正直さ、事実をもって対応するということです。
他の対応をすると、いろいろとこじれていきそうです。
だから、誠実さ、正直さ、事実をもって対応するということですね。
▼取り入れたいと思ったこと
NASAが、イノベーションをどう考えているか。
大胆に行動する。そういうことを大切にしているということがわかります。
もちろん、宇宙開発の場合、安全も大切です。
一般的な仕事では、宇宙開発ほど安全を気にする必要はないでしょうから、大胆に行動するというのは大切だと思いました。
NASA式 最強組織の法則
NASAの組織としての強さ。
それは、どんな考え方や行動から来るのか。
こういったことが、NASAのこれまでのプロジェクトとともに書かれています。
NASAの組織の考え方などを知りたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『NASAのチームビルディング』チャールズ・J・ペレリン(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
NASAから学びたい方。
経営者、リーダー。
★『NASA式 最強組織の法則』ロッド・パイル
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
反対勢力には、誠実さ、正直さ、事実をもって対応
⇒ 反対勢力には、誠実さ、正直さ、事実をもって対応していますか?