【心】『アメリカ海軍が実戦している「無敵の心」のつくり方』マーク・ディヴァイン
本の目次
はじめに―アンビータブル・マインドとは
セクション1:自分のなかの「なぜ」を発見し、そこにポジティブにフォーカスする
1章:第一の前提
2章:メンタルタフネス
セクション2:戦士の鍛練を積む
3章:自己マスタリー
4章:奉仕の力
セクション3:卓越性を磨く
5章:深い気づき
6章:信頼と謙虚さ
セクション4:毎日トライデントを勝ち取る
7章:牧羊犬の強さ
8章:リーダーにとっての重要スキル
セクション5:チームを作り上げ、行動を起こす
9章:チームリーダーシップ
10章:総合的自己
あとがき
「無敵の心」のつくり方
無敵の心をどう作るのか。
アメリカ海軍などが行なっているトレーニングなどから無敵な心の作り方について書かれています。
自分を開発する
「本書は私が意識の「第5の高原」と呼ぶ高みまであなたを押し上げる「自分磨き」の新たなモデルを示すものだ。そこに到達するには、人間的成長にとって重要な「5つの山」を開発し、それを統合する必要がある。その山とは、身体、感情、精神、直感、魂の知能である。」(p.026−027)
自分の5つの山を開発する
本書では、ココロについてだけではなく、上のような5つの山を開発するということです。
本書のタイトルは、無敵の心となっていますが、そのような心を作るには、やはり体なども鍛える必要があるのでしょう。
アメリカ海軍のやり方も取り入れているということで、身体の鍛え方も、書かれています。
こころの話というと、感情の話が多いですが、体についても書かれているのでこの点が類書とは異なっています。
呼吸による集中
「私が「ボックス呼吸」と呼んでいる呼吸コントロール法について説明させてほしい。ボックス呼吸は、吸って、止めて、吐いて、止めて(詳細はのちほど)の比率が箱を思わせることからこの名前がついている。これは私にとっての秘密兵器だ。簡単で安全だし、バランスのとれたエネルギー状態や、穏やかで集中した心を作り出すのに極めて効果的だからである。」(p.78−79)
ボックス呼吸で、効果的に集中する
呼吸によって、集中力を高めるという方法が紹介されています。
ボックス呼吸という、吸って、止めて、吐いて、止めての4つのステップを行なって、集中するというものです。
呼吸によって、脳の働きなどが変わるというのはありますね。
呼吸を意識的にゆっくりすれば、落ち着いた気持ち、リラックスした状況になるでしょう。
呼吸で意識をコントロールする、そういう方法があるわけです。
意識を集中させるなど自分の望むように変化させるのは、意外と難しいことです。
そんな意識ですが、1つの方法として、呼吸によって意識などを変えるということができるわけです。
詳しい方法は、本書読んでみてください。
取り入れたいと思ったこと
OODAループという、観察、判断、決定、行動という4つのループを回して行動していくという方法があります。
本書でもこのOODAループを紹介しています。
わたしもこの方法を使っていますが、やはり有効だと思うので、今後も使っていきたと思いました。
また、本書ではこのループ以外にもステップが紹介されています。
こちらも合わせて取り入れたいと思いました。
あわせて読みたい
『ペンタゴン式目標達成の技術 一生へこたれない自分をつくる』カイゾン・コーテ
こちらは、目標達成の技術について書かれています。
どうすると目標達成できるのか、やりたいことができるのか、といったことが
わかります。
目標を達成したい方は、こちらも併せて読んでみてください。
『アメリカ海軍が実戦している「無敵の心」のつくり方』マーク・ディヴァイン
本書の著者は、アメリカ海軍に所属しているようです。
その著者が、瞑想やヨガ、そしてアメリカ海軍のノウハウなどを取り入れて、
自分の鍛え方について書かれています。
心を鍛えたい、自分を鍛えたい、そんな方が読まれると良いですね。
おすすめ度
★★★★☆(★4.3)
ココロを鍛える。無敵の心を作る。体を鍛える。
本書ではそんなことについて書かれています。
自分を鍛えたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
無敵の心を作りたい方。
ビジネスパーソン。
『アメリカ海軍が実戦している「無敵の心」のつくり方』
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
呼吸で、効果的に集中する
呼吸で、効果的に集中していますか?
読者登録などはこちら