『問題解決に効く「行為のデザイン」思考法』
デザインを行為から
デザインを行為から考える。
必要な機能から考えて、そこにデザインを与える。
こういった考え方のデザイン思考法について書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「私が提唱している「行為のデザイン」とは、人の行動に着目し、改善点を見つけてより良く、美しくしていこうとする手法です。ユーザーが滑らかに目的の行為を進められるデザインを「良いデザイン」と定義し、最終目標とします。」(p.007)
行動、行為からデザインを考える
行動、行為からデザインを考える。
目的の行為を、より滑らかに簡単に進められるデザインを考えて作る。
こういうことを、行為のデザインと、著者の村田氏は読んでいるということです。
機能や目的からデザインを考えるということですよね。
想像体験から「バグ」と「エフェクト」を見つける
想像体験をすると
「「使いにくい」「わかりにくい」という心理や、行為を止めてしまう「バグ」が見つかります。
これまでは「バグ」を主に見ていましたが、想像体験では「使ったら楽しい」
「ここが便利」という良いポイント、いわゆる「エフェクト」も見つかります。
デザインでは「バグ」を解決し、「エフェクト」を生かすようにすればよいのです。」(p.087)
バグとエフェクト
行為を止めてしまう、バグ。
便利だというポイント、エフェクト。
バグを取り除いて、エフェクトを生かす。
これが、できるようなデザインにしていく。
そのために、ユーザーがどのようなことを考えて、行動するかを想像するということです。
▼取り入れたいと思ったこと
目的を達成するために、どうするか。
人間の行動や行為から考える。そして、デザインにしていく。
目的思考、機能思考だと、こうなりますよね。
モノなどのデザインだけではなくて、仕組みを考えるときにも参考になる考え方だと思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『ジョナサン・アイブ』リーアンダー・ケイニ―
問題解決に効く「行為のデザイン」思考法
デザインを行為から考える。
その思考法がわかります。
目的から考えてみて、行為をしやすくするデザイン。
そんな考え方がわかります。行為から考えたい方は、読んでみてください。
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
デザインを行為から考えたい方。
ビジネスパーソン。
★『問題解決に効く「行為のデザイン」思考法』村田智明
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
デザインでは「バグ」を解決し、「エフェクト」を生かすようにする
⇒ バグを解決し、エフェクトを見つけていますか?