『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら』
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
『イノベーションと企業家精神』
「もしドラ」の続編というのでしょうか。
ドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を女子マネージャーが読んだらどうなるかということが書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「ドラッカーは、今から四〇年以上前に、『これからは競争社会が到来する』と予見したの。なぜかというと、情報化社会が進むに連れて、知識層が拡大する。すると、競争に参加するプレーヤーが増えるから、競争は激化せざるを得ないだろうって」(p.20)
競争社会
結果として、競争社会になっているのでしょう。
そういう環境の中で、どうするか?
これは、ドラッカー氏の著作のテーマの一つですね。
イノベーション
「「ドラッカーのいう『マネジメント』の機能って、二つありますよね」
「『マーケティング』と『イノベーション』だろ?それは『もしドラ』にも書いてあった」
「文乃先生が言うには、これから競争社会が進行する中で、この二つのうち特にイノベーションの重要性がますます高まるだろうって」」(p.37)
競争社会の中でのイノベーションの重要性
競争社会だから、イノベーションが大切になる。
「選ばれるため」のイノベーションが、重要になっていくということでしょう。
そして、本書および『イノベーションと企業家精神』では、イノベーションとはどういうことなのか、イノベーションの機会はどこにあるのか、どうやってイノベーションを起こすのかといったことが書かれています。
ドラッカー氏の著作をあまり読まないという人でも、小説なので、本書を読むと、楽しく読めますね。
▼取り入れたいと思ったこと
高校野球でイノベーションをどうやって起こすかという話から、
イノベーションのヒントが得られます。
これらを、自分に当てはめて、自分にどうやってイノベーションを起こすか。
こういうことがわかると思うので、わたしも取り入れたいと思いました。
▼ あわせて読みたい ▼
『経営の真髄[上][下]』
P.F.ドラッカー(著),ジョゼフ・A・マチャレロ(編集)
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら
タイトルが長いですが、タイトルそのままの内容です。「もしイノ」と略すようです。
ドラッカー氏の『イノベーションと企業家精神』を、高校野球の女子マネージャーが読んで、実践していくという内容です。
小説なので、楽しく読むことができると思います。
イノベーションを学びたい方が読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
さらに、ここから、ドラッカー氏の『イノベーションと企業家精神』などを読んでいくと良いですね。
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
イノベーションを考えたい方。
ビジネスパーソン。
★『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら』岩崎夏海
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
競争社会だから、イノベーションが大切になる
⇒ イノベーションを考えていますか?