『書かずに文章がうまくなるトレーニング』
目次
第1章 文章力が総合的に向上するトレーニング
第2章 分かりやすい文章を書くトレーニング
第3章 説得力のある文章を書くトレーニング
第4章 深みのある文章を書くトレーニング
第5章 興味を引く文章を書くトレーニング
第6章 文章であなたの世界と人生が変わる
目次からわかるように、本書では、こういった5つのテーマでトレーニングをすることができるようになっています。
文章の改善
文章を改善したい。
そういう方は、多いかもしれません。
本書では、書く前に考えたり、準備したりすることで、文章をうまくなるようになるトレーニングについて書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「「自問自答」を身につけることによって、今日から書く文章が大きく変化するはずです。「自問自答」とは、自分に「質問」をして、その質問の「答え」を出すこと。このくり返しが「文章を書く」という行為の正体なのです。」
(p.35)
自問自答することで、文章を書いていく
自分に質問をして、それに答える。
これを表現すれば、文章になりますよね。
そして、人にわかるように書くなら、わかりやすく書く。
このあたりを、書く前に考えると、伝わりやすい文章になっていくというわけです。
メッセージ+理由トレーニング
「メッセージ+理由トレーニング
理由を書くためには、当然ながら、書き手自身が理由を把握していなければいけません。日常会話で行う「理由強化作戦」が「メッセージ+理由トレーニング」です。」(p.136)
理由を伝えるトレーニング
運動が健康によい。
このことを伝えるとして、理由がなかったら、納得がしにくいですよね。
「なぜなら、心肺機能が強くなったり、筋力が上がるから。」
こう伝えれば、納得しやすいでしょう。
そして、これは、自問自答ということになりますよね。
運動が健康によいのはなぜか?と自分に質問して答えを出したわけですから。
だから、自問自答が文章を書くことになるということですね。
▼取り入れたいと思ったこと
書く前に、考える。
これは、やはり大切ですね。
ここをもう少し強化しようと思いました。
文章術の本から学ぶ
文章術の名著90冊から学ぶ。
『文章読本の名著90冊から抽出した究極の文章術』という本もあります。
文章術は、いろいろと本があります。
たくさんありすぎるぐらいありますね。その中から90冊を紹介されています。
こういうまとめてある本も、参考になります。
自分の文章を改善したい方には、これらの本も参考になりますね。
書かずに文章がうまくなるトレーニング
文章を書かないで、文章がうまくなる。
その方法について書かれています。トレーニングをすることで、書くのがうまくなっていく
文章をうまくなりたい方が読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
▼ あわせて読みたい ▼
『文章読本の名著90冊から抽出した究極の文章術』ひらのこぼ
『その文章、キケンです! ―部下の文章力を劇的に上げる79のポイント』
小田順子
「客観的」な文章。こういうことを知りたいという方に、こちらは参考になります。
良い文章、悪い文章。基準がよくわからない。こういうところがあると思います。
そんなときに、こちらの本を参考にすると、基準が書かれているので、自分の文章を改善したいときに判断しやすくなるはずです。
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
文章を改善したい方。
ビジネスパーソン。
★『書かずに文章がうまくなるトレーニング』山口拓朗
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
自問自答することで、文章を書いていく
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