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ドラッカー氏の仕事論『われわれはいかに働き どう生きるべきか―ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー』


『われわれはいかに働き どう生きるべきか―――ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー』P.F.ドラッカー(述) 

われわれはいかに働き どう生きるべきか―――ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー

われわれはいかに働き どう生きるべきか―――ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー

  • 作者: P.F.ドラッカー(述),上田惇生
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2017/01/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

『われわれはいかに働き どう生きるべきか』の目次

第1章 仕事で成果を上げる
第2章 上司として成果をあげる
第3章 上司をマネジメントする
第5章 人事を行なう
第6章 マネジャー必携の六ツール
第7章 生き生きと、生きるために
第8章 乱気流の時代を生きる

われわれはいかに働き どう生きるべきか

本書は、ドラッカー氏が語ったテープを書き起こしたものということです。

そして、その内容は、どのように働くと良いかという話です。

生き方も少しは語られていますが、そこまで多くはないですね。


習慣としたい”六つの能力”

「習慣としたい”六つの能力”」(p.8)

「成果をあげるには、いくつかの習慣的な能力を身につけなければなりません。
第一が、時間をマネジメントすることです。
第二が、貢献に焦点を合わせることです。
第三が、強みを築くことです。
第四が、重要なことに集中することです。
第五が、的確に意思決定を行うことです。」
「第六が、成果を評価することです。自ら目標を立て、自ら評価することです。」(p.9)

成果をあげる習慣

ドラッカーは、成果をあげるのは、習慣みたいなものというようなことを言ったりしています。

それは、これらの6つのことを、習慣として行えば、成果がでるということを言っているからでしょう。

ということで、これらの6つのことができるようになると、成果をあげやすいということです。

ちなみに、6つ目の習慣は、後で付け加えたものということです。
これは、「フィードバック」ということですね。
フィードバックがあるから、改善できるので、フィードバックは大切ですね。
わたしも毎日行なっています。これで、変わっていくというのは、やってみるとわかるので、やってみると良いですね。

「何が問題か」から始める

「「誰が正しい」という観点から問題を考えてはなりません。「何が問題か」という観点からスタートしなければならないのです。

 もし意見の対立があるのなら、まず考えるべきは、問題、事実、状況についての見方に違いがあるのではないかということです。」(p.75)

何が問題か?を考える

何が問題かわかれば、問題の半分は解けたも同じと言ったりします。

これは、逆にいうと、問題が何かを特定できないと、問題が解けないということですね。
放っておいて良いことを解決しても、より重要な問題が解けていない、こういうことはありますね。

そうならないように、まず、何が問題なのか、特定する。こういうことが、先だということですね。

取り入れたいと思ったこと

生き延びるために、必要な4つの心得(p.138)

1.資源を機会に集中する
2.資源の生産性をあげる
3.成長をマネジメントする
4.人の育成に注力する

こういったことがあると良いということで、資源を機会に集中したいと思いました。

あわせて読みたい:プラクティカル・ドラッカー 

『プラクティカル・ドラッカー 英知を行動にかえる40項』 ウィリアム・A・コーエン

プラクティカル・ドラッカー 英知を行動にかえる40項

プラクティカル・ドラッカー 英知を行動にかえる40項

  • 作者: ウィリアム・A・コーエン,池村千秋
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2015/05/28
  • メディア: 単行本
 

 ドラッカーの考えを、実行するにはどうすると良いのか。

どういうことを実践、実行すると良いか。
『プラクティカル・ドラッカー』ということで、こういうことが書かれています。

わかっても、実行できないというのはあるかもしれません。ポイントを理解すると実行しやすいでしょう。

実行したい方は、こちらも読んでみてください。

『われわれはいかに働き どう生きるべきか―――ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー』P.F.ドラッカー(述)

われわれはいかに働き どう生きるべきか―――ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー

ドラッカーの仕事論のエッセンスが書かれているものですね。

生き方についても、簡単には触れられていますが、やはり働き方、仕事論です。

ということで、ドラッカー氏の仕事の考え方などを知りたい方が読まれると参考になりますね。


おすすめ度

  ★★★★☆

 「われわれはいかに働き どう生きるべきか」ということで、ドラッカー氏が仕事論を語られています。
 ということで、ドラッカー氏が考える、仕事で成果をあげる方法などを知りたい方読まれると、参考になると思います。

おすすめしたい方

成果をあげたい方。
ビジネスパーソン。

『われわれはいかに働き どう生きるべきか―――ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー』P.F.ドラッカー(述)

われわれはいかに働き どう生きるべきか―――ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー

われわれはいかに働き どう生きるべきか―――ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー

  • 作者: P.F.ドラッカー(述),上田惇生
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2017/01/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

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